
何にもしなくても与えてる
2024.2.17
神戸の白鶴酒造資料館でこの日行われている能登半島へのチャリティーイベントへ行こうと電車に乗って、イベントページを確認したら到着時間がイベント終了時間だと気づいた。
仕事終わってお昼ご飯を食べて少し休んでから出かけたらそんなことに…。それでも行くか、諦めて途中下車するかを迷って須磨で途中下車してボンヤリすることにした。

仕事終わってから昼寝したかったけどできなかったから太陽の光を浴びながら目を閉じた。目を閉じたら疲れが出てきたので本気で寝ないように裸足になって砂浜を歩いた。



寒いかなぁと思いながら海に足をつけてみた。鳥の足跡と自分の足を並べたり、砂浜に落ちてる小さな貝の造形に感激したり。無目的にひたすらボンヤリした。



しばらく歌う機会が立て込んでた中で「何かしないと!」という気持ちに駆られていた気がする。
気に入って履いてた靴下が同時多発的に穴が開いてダーニングをしたいと思い、木工作家の旦那さんがいる友人に連絡した。京都府綾部市に住む友人。一時期よく遊びに行って、いろいろ良くしてもらった。確かダーニングキノコも作っていたし、当時は好意に甘えて良くしてもらってばかりだったし、せっかく買うなら愛着を持って使いたい。
そんな話を友人にすると「え? 良くしてもらったって何? 好意に甘えっぱなしってそうだっけ? めいちゃん(私)は、そのままで十分過ぎるくらい与えてる人だよー」と言われた。
基本的にいろいろ気づいて目に止まるとお節介しがちなタイプだけど、人の好意に甘えっぱなしだった時期があった。そう思ってたけど、そうじゃなかったのか!?
何かしようとし過ぎていたのかな。
ぽっかり空いた時間に、無目的に思ったことをしながら、そんなことを思いました。
いい時間だった。



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