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【映画感想文】花椒の味⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
ストーリー
香港の会社員ユーシューは、父が倒れたという連絡を受け、病院にかけつけるが、父はすでに亡くなっていった。葬儀の日、台北から来たルージーと重慶から来たルーグオの異母妹二人がやって来て、ユーシューと初めて出会う。3人はすぐに打ち解けて仲良くなる。大坑(中国語版)にある父が遺した火鍋店の賃貸契約が1年残っているので、ユーシューは、店を継ぐことを決意する。父はレシピを残さなかったので、客から味が変わったと言われてしまうが、再び香港に来た妹二人と試行錯誤し、もとの繁盛店にもどすことに成功する。(Wikiより)
感想
父と娘のお話。
分かり合えず溝があった父と娘の関係。父が亡くなったことで、知らなかった父の一面を知る。
自分を捨てた(と母に教えられていた)父。葬式でお互い初めて顔を合わせた3人姉妹は、父の味を守れるのか。
私は心が狭いのか、どうしたらこの映画の父親を許せるのか、教えてほしいです。自分だったら許せ…ないと思います。お葬式で2人の妹と初めて会って、母が全員違うだなんて。
人によって許せるラインは違うと思うんです。ここまでは許せるけど、このラインを超えてきたら許せないというか。いくら他の行いが良くても、作ったお料理が美味しくても、家族にしたこと(妻子を捨てて他の女の所へ行き子ども誕生、を2回以上はやってる!)を思うと、私の引いたラインはとうに超えてます。
ただ妹たちと仲良くできてよかったです。妹たちは悪くないのは頭ではわかるけど、あんなに仲良くできるとは思わなかったので。
「きちんと話さないと伝わりません
話してください
機会のあるうちに」
ずっと父との関係に溝が深まるばかりだった娘は、父が亡くなってから気付いた。話してなかったことに。
このことが映画のテーマだったのかなと思います。
話せって言っても自分を捨てた人とどうやって話すのか…は疑問ですが。どんな人とも話せば分かるというのを、信じてるかどうかにかかっていると思います。
メーガン・ライさんを久しぶりに見れたことが嬉しかったです。でも以前にも増して細かった。
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