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【映画感想文】PIGGYピギー⭐︎⭐︎⭐︎
監督 カルロタ・ペレダ
主演 ラウラ・ガラン
2022年スペイン製作。2018年の短編映画をカルロタ監督が長編映画化した。
リベンジホラー。
ストーリー
田舎町にある家族経営の肉屋。高校生のサラの家。弟と家族4人で暮らしているが、お店を手伝わされるのはサラばかりでいつも口うるさい両親にうんざり。学校でもひどいイジメにあっていて、サラは自分の居場所がどこにもないと感じていた。
ある夏の日、サラは1人でプールに行く。そこで同級生3人に会ってしまいひどいイジメを受け、持ち物や服を奪われてしまう。サラは水着姿で走って帰るしかなかった。ところがその途中で、サラは偶然目撃してしまった。自分をいじめていた3人が車で男に拉致されているところを…!
感想
いじめられている場面はとても嫌な気持ちになります。なぜこんなことをするのか。ひどいことするなぁと見ててツラかったです。誰か1人でもサラに味方がいればいいんだけど、と思いながら見ましたが、そんなのは現れません。ひたすらいやーな気持ち。親も親で多分自分なりに子どもを可愛がってはいるんだけど、ガミガミうるさく高圧的。聞く耳持たず声でかい人間。「あなたねぇ、いつの日か子どもに感謝されたいなら今のうちに自分を改めなさいよ!」と言ってやりたい、そういう人。
嫌な気持ちのままストーリーは進み、終わり方が気になってくる頃、あの拉致してた男が現れてサラに接触してきます。何者? 目的は何? はっきりしないので、とても気持ち悪いです。あんまり喋らないし。そしてサラもこの男の車に乗せられ…。
終わってみれば、めでたしではないけれど、サラ、がんばったね、サラは悪くない、と声をかけたくなるような感じでした。
最後のシーンは、サラがまるでブルースウィリスかハリソンフォードのように見えて、私はかっこいいと思いました。
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