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【映画感想文】ひとつぼっち⭐︎⭐︎

ストーリー

 介護士として働く波子の前に、幼い頃に自分を虐待したうえ捨てた母の華絵が認知症となって現れる。虐待された過去を忘れられない波子。一方華絵は全てを忘れていた。波子は過去の記憶に苦しめられながらも母を介護する。

感想

 波子さんの職場に親が現れて、職場の上司に相談しなかったのはなぜなんでしょうか。私はそこがずっと気になってしまって、自分だったら上司に絶対言います。担当変えてくれって。か、何も言わずに辞表出します。波子さんのようにはしないと思います。
 相談せずに、1人で悩んで、あんなことするかな…。疑問。

 虐待を受けてた波子さんは、幼い頃に親から引き離してもらえて、ほんと良かったです。あの後施設に入ったのかな。施設では大丈夫だったのかな。そういったことは特に映画の中では触れてませんでした。
 想像ですが、あそこまで酷い虐待を受けて育つと、一生苦しんでしまうと思います。気の毒です。親から離れても親と仲良い人を見て悲しくなるし、自分が結婚するとき、お子さんが生まれたときなどいつも辛く苦しい思いをしてしまう。子どもは自力では何か行動を起こすのは、物理的にだけではなく精神的にも難しいです。周りが早く発見して保護する仕組みや、親が育てる事が絶対良いという価値観はもう捨てることなどが必要です。

 嫌な思い出、出来事を忘れるにはどうしたらいいでしょうか。
 私は、忘れるというか考えないようにしています。まずはその人、その場から離れる。そして好きなことを考える。美味しいもの食べる。もう2度とその人に会わないし、その場に行かない。大好きな人のために生きることを考えた方がいいです。嫌いな人のことは、この先1秒も考えたくないです。時間がもったいないですから。


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