【映画感想】殿、利息でござる!⭐︎⭐︎⭐︎
『殿、利息でござる!』(との りそくでござる)は、2016年5月14日に公開された日本映画。原作は磯田道史の評伝「穀田屋十三郎」(『無私の日本人』所収)で、18世紀に仙台藩の吉岡宿で宿場町の窮状を救った町人達の記録『国恩記』(栄洲瑞芝著)を元にしている。松竹・東日本放送共同製作。東日本放送開局40周年記念作品[2]。主演は阿部サダヲ。キャッチコピーは『ゼニと頭は、使いよう。』Wikiより
吉岡宿の有志で銭を出し合い藩に貸して利息を取り、それを伝馬役に使うという奇策は、今でいう国債のようなことだと思います。みんなに出資を募るところは、少しやり過ぎな感じもあったけど、伝馬役のため、町のためになんとかよく変えたい!!という強い思いで動く訳です。良く変えたいという思いは、果たして皆に伝わるのか。
今よりももっと、地方は権限があって、独立してたように思います。
酒屋の当主と茶師のアイデアというのがいいですよね。「専門外のひとは黙ってろ」というのが、今は強いから。誰だって意見や考えを言っていいはずなのに、いつからこうなったのでしょうか。某弁護士元政治家の人は「だったらお前がやってみろ」と意見した学生さんに言ったとか。勇気を出して意見してくれた学生さんに、そんな偉そうなことを言うなんて、最悪な大人の見本だと思います。
いい政治をしてくれるひとってもう絶滅したんですかね。今まさに選挙期間中ですが、投票に行ったことない人も、ぜひ行ってほしいです。私も分かってないと思うけど、今現在の自分が必死に考えて投票すれば良いと、私は思っています。良い日本にすることは、有権者の責任で義務だと思うから。
ところで、国債…興味あります。他の金融商品より最強な気がするんですよね。でもいまいちわかってないから踏み出せない。勉強しよう。