繊細な人ほど生きづらい
HSP(Highly Sensitive Person)をご存知でしょうか?
HSPはざっくり言うと、生まれつき繊細で敏感な人のことを指します。人口の15~20%(およそ5人に1人)はHSPに当てはまるそうです。
ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)とは、高度な感覚処理感受性を、気質(生得的な特性)として持つ人のこと。
Wikipediaより抜粋
こころの問題全般に言えますが、HSPも他人から理解されづらい問題です。特に該当者が少ないこともあり、周りの人からさらに理解されづらくなっています。
私もHSPに該当します。
これまでチキンのごとく対人関係やらでビクビクしながら過ごして来ました。
相手の目付きや表情、仕草などなど
いろんなことに目がいっては「嫌われてる?」と勘ぐり、ちょっとしたやり取りの中でも「怒ってないかな?」とビビりモード全開でした(今もそうなのですが…)。
そんな人生を歩む中、HSPの生きづらさは周りの理解ではなく、その敏感さそのものが原因の一つではないかなとある時から感じるようになりました。
普通の人からすると「そんなの気にしなくて大丈夫じゃない?」「いや、何ともないでしょ?」って思えることも、HSPの人は過敏に反応してしまうのです。
時にそれは半ば被害妄想に似たようなものにも感じられます。
友達のちょっとした仕草や周りの人の声のトーンなど…
何気ないものに対してビクビクしてしまうのです。
端的に言えば勝手にビクビクして自滅するようなものです。
「今日のお昼何食べる?」という一言でも、声のトーンが強かったりすると……
「え?なんか怒ってる?」
「私悪いことしたかな?」
「私もしかして嫌われてる!!」
って感じてしまうのです…
当然ながら相手は悪気なんて一切ないので勝手な思い込みによる悩みです…
でも、どうしてもビクビクして仕方ない!
HSPとはそんな人を指してるのです。
HSPの人が生きづらさを克服するには認知を変えることが重要だと考えています。
相手の動作や仕草に対して
「相手は私に怒ってないかもしれない」
「この行動は特に意味ないかも」
と考え直す努力が必要でしょう。ポジティブな方向の「かもしれない思考」ですね。
もちろん、友達や家族にHSPの人がいるのであれば、その人が繊細ゆえに生きづらいと感じていること、苦しんでいることを受け入れることもHSPの人がラクに生きられるための助けとなるでしょう。
余談ですが、HSPの人はうつ傾向も示すそうです。
人とのやり取りにとてもストレスを感じやすいのがやはり原因ではないかと考えられます。
そしてやはり繊細さが祟ってしまってるのかなと感じざるを得ません。
HSPってすっごく生きづらく感じるんです…(´・ω・`)
私の願いは、たくさんの人に少しでもこころの問題に関心を持ってもらうことです。 そして、こころの問題で苦しむ多くの人が癒される時代が来ることでもあります。 もし応援していただけるのであれば、サポートもよろしくお願いします。