月イチだったメルマガが自社運用で改善、びゅうトラベルのマーケ施策を聞く:ポッドキャストの聞きどころ
アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。
今回のゲストは、「びゅうトラベル」を運営するJR東日本びゅうツーリズム&セールスでマーケティング活動の基盤を作ってこられた沓名恵(くつな・めぐみ)さんです。
沓名さんに、旅行商品のデジタルマーケティングの特徴や、アドビ製品導入に踏み切った背景、マーケティング課題の解決方法などを伺いました。
パーソナリティは、アドビのマーケターである小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ)さんです。
*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。
第1話:外部委託で週1しか送れなかったメールを自社運用で改善
JR東日本びゅうツーリズム&セールスは、関東、東北、信越エリア内の新幹線を利用した旅行を中心に人気の北陸・北海道・関西への旅行商品を提供しています。
沓名さんのチームで扱っているのは、列車と宿を組み合わせた旅行商品「びゅうダイナミックレールパーク」。商品の需要に応じて価格が変わる「ダイナミックプライシング」で、オフシーズンなどはお得に購入できるのが大きな特徴です。
沓名さんのチームは、オウンドメディア運営からweb広告、メールマガジンの配信、デジタル基盤の整備といったことを幅広く担当。同社は以前、自社で配信ツールを持っていないためにメール配信を外部に依頼しており、その結果としてメールを月1回しか送れなかったそうです。この状況を打開するために、沓名さんは自社で運用できる最適なツールを探します。
番組で沓名さんは、旅行商品のマーケティングの特徴や、デジタルツールの導入をめぐる試行錯誤などを語ってくださっています。
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第2話:経営層の説得、導入後の課題解決など、自社ツール導入までの道のり
第2話では、デジタルマーケティングの課題とその解決策について具体的に伺いました。課題は大きく分けて3つ。分析に関するデータを取れていなかったこと、メールの配信が月1と少ないこと、サイトの更新もタイムリーにできていなかったことです。
これらの課題を解決するために同社は、マーケティングオートメーションツールの導入に踏み切ります。数社を検討し、最終的にアドビ製品をお選びいただいたのですが、その決め手はまずセキュリティ、次に「中長期的な未来を描ける」ことだったとのことです。
ツールの導入はゴールではありません。運用し、ビジネスの成功につなげていくことが大事なのです。業務と並行してツールを導入するまでの流れや、導入に向けて経営層をどう説得していくか、導入後の課題と、その解決方法は――ユーザーならではの実情をお話いただいています。
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第3話:予約システムのリニューアルでスマホファーストを実現
第3話では、顧客体験を高めるための施策について伺いました。
沓名さんが話してくださったのは、2022年の予約システムリニューアル時のエピソード。スマホファーストの顧客体験を実現するとともに、メール配信も見直したそうです。
レコメンドメールは、顧客の属性に合わせて出し分けられるようにしました。少人数のチームで、多様なメールコンテンツを作るための仕組み作りを工夫したそうです。メールだけでなくサイト画面上でもレコメンドする仕組みも作りました。
番組では、これらの取り組みの具体的な手法を語ってくださっています。さらに、今後実現したいデジタルマーケティングや、マーケティングで最も重要な要素についても広い視点で語ってくださっています。
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そのほか
・育児しつつ、未経験からのweb業界挑戦
・ツール導入において、経営層をいかに説得するか
・マーケティング人材の育て方
などについて、お話しくださいました。
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