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クローズドな場だからこその交流も魅力。「Adobe Analytics」と「Adobe Experience Manager」ユーザーイベント開催

さる7月14日、アドビはAdobe Experience Cloud製品である「Adobe Analytics」および「Adobe Experience Manager」のユーザーコミュニティイベントを都内で開催しました。製品アップデート解説から事例共有、そしてワークショップに交流会まで、盛り沢山の会となりました。


参加者間の交流が活発なアドビのユーザーコミュニティイベント

当日はAdobe Analytics、Adobe Experience Managerという2つのイベントがそれぞれ催されました。

午前10時にスタートしたのは「Adobe Analytics User Group Day」。アクセス解析・顧客接点分析ツールであるAdobe Analyticsのユーザー約100名が参加していました。

冒頭では、アドビの祖谷考克さん(DXインターナショナルマーケティング本部 執行役員 本部長)が登壇し、4月20日に発足した「Adobe User Group」の概要を説明。

祖谷考克さん(アドビ株式会社 DXインターナショナルマーケティング本部 執行役員 本部長)

「これまでのユーザーコミュニティは製品別に分かれて活動していた。しかし、より複雑化するデジタルマーケティング事情を反映させるべく、製品横断でユーザー間交流を図っていこうというのがAdobe User Groupの狙い」と話しました。

また、ユーザーコミュニティ活動の中心となる製品エキスパート3名を選出、トロフィーの贈呈も行われました。

そしてアドビの安西敬介さん(DX ソリューションコンサルティング本部エバンジェリスト)からは、Adobe Analyticsの最新アップデート内容が改めて紹介されました。最近では、専任のマーケティング担当者でなくても各種統計値を把握しやすいよう、インターフェイスの拡充が図られているそうです。

安西敬介さん(アドビ株式会社 DXソリューション コンサルティング本部 エバンジェリスト)

アドビ製品を実際に活用する担当者が会場限定で講演

ユーザー事例の紹介パートでは、アドビ製品を実際に活用している企業の担当者が登壇。Adobe Analyticsを用いてどのように成功事例を発見しているのか、どのように社内運用しているかを、エンジニアや管理者の視点で解説していただきました。

今回の2社の講演はあくまでイベント会場限定。クローズドな場だからこそ明かせる情報に触れられるのも、ユーザーコミュニティイベントの魅力の1つです。

「Adobe Analytics User Group Day」概要

Adobe Experience Managerのイベントでは2社が事例解説

続く15時からは「Adobe Experience Manager User Group Day」を開催。CMS(コンテンツ管理システム)である「Adobe Experience Manager」のユーザーを対象としたイベントで、約60名が参加しました。

こちらでもアドビの祖谷さんの挨拶に続き、製品エキスパートの表彰を実施。4名の製品エキスパートにトロフィーが贈られました。

ユーザー代表として登壇いただいた企業による製品アップデート解説に続いては、ユーザー講演の時間です。こちらでも2社が登壇しました。

グローバル企業が各国の拠点でそれぞれ独自に構築していたWebサイトを一本化していったあらましや、「DAM(デジタルアセット管理システム)」を使って歴代製品の画像や基本スペック、さらにはCM動画などを一元的に集約して活用している事例を紹介していただきました。

「Adobe Experience Manager User Group Day」概要

同じ職務に向き合う同志との交流を楽しめる

2つのUser Group Dayとも、ユーザー企業の皆さんが非常に実践的な内容を講演されているのが印象的でした。またイベント終了後の交流タイムでは、多くの方が非常にリラックスした雰囲気で言葉を交わしていました。

どんなに大きな企業でも、社内のデジタルマーケティング担当者の数は限られており「孤独を感じる」という声もよく聞きます。同じ職務に携わる者同士がこのようなイベントで交流することが、大変貴重であることを改めて実感しました。

こうしたユーザーコミュニティイベントは随時開催しているので、アドビのツールを使用している方は、気軽に参加してみてください。

なお「みんなのデジタルエンゲージ」編集部では、会場にコーナーを設け、参加者の皆さんから“デジタルマーケティングあるある”を募集したところ、40件以上の投稿が集まりました。こちらの内容は、今後の記事編集に役立てていきますので、どうぞお楽しみに。

「みんなのデジタルエンゲージ」のコーナーには、多くの方にお立ち寄りいただきました

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