International Mindfulness Center Japanについて
【ご挨拶】
インターナショナルマインドフルネスセンタージャパン(International Mindfulness Center Japan : IMCJ)は、エビデンスに基づくマインドフルネスの普及、活用を目的として設立されました。その活動の一環として、ヨーロッパで古くからマインドフルネスを研究をしているIMAと提携し、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の8週間コース、MBSRの講師養成講座の開講を予定しております。また、マインドフルネスおよびコンパッションの指導に関わる方が、世界中で活躍する様々な専門家、臨床家、研究者からマインドフルネスについて学び、自身の実践を深めるための、オンラインスタディグループも予定しております。
【マインドフルネスとは】
マインドフルネスとは、いまこの瞬間に経験していることを、ありのままに受け入れる心の態度であり、人生を豊かにするものです。実生活において、マインドフルネスを学ぶことにより、日常生活に立ち現れる出来事に対して、より優しく、判断をせずに受け入れる心を育てていくことができます。
その反対を思い浮かべることがわかりやすいかもしれません。マインドレス、すなわち心ここにあらずの状態で日常を過ごすことがよくあります。本当の意味で、今自分自身の人生を生きていないのです。
私たちは、苦しみ(例えば痛み)が生じた際に、直接的な苦しみに加え、苦しみから生じる間接的・精神的な苦痛を伴うことが普通です。苦しみを感じることに対する抵抗感が、間接的な苦しみを増加させていきます。マインドフルネスとは、直接的な苦しみに心を開き、それとともにあることを学ぶ態度を育てることであり、その基礎となる力をつけるトレーニングです。私たちは置かれた環境や出来事を変えることができない場合でも、それらに対する態度を変えることはできるのです。
【代表挨拶】井上清子
MBCT Qualified Teacher(UCSD)
MBCL Qualified Teacher
Paws b Qualified Teacher
マインドフルネスとコンパッションの実践を続ける中で、たくさんのご縁があり、この度、古くからヨーロッパでマインドフルネス講師を養成しているIMAと提携してMBSR8週間、MBSR Teacher Trainingを実施することになりました。また、講師になった後に、講師自身が仲間とともに学びを続けられる場の必要性を感じており、そのような場をオンライン上で作りたいと考えておりました。様々な場所に住んでいても、どこでも、いつでも学ぶことができて、仲間と情報交換ができる場。そんな場にしたいと考えております。オンラインスタディグループは、海外での学びを続ける中で出会った、たくさんの臨床家、研究者、実践者の方を講師に迎えて、学びと実践を深められるようにしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
【International Mindfulness Center Japan事務局】
IMJCの事務局は長崎マインドフルネスセンターが行っています。長崎マインドフルネスセンターは、長崎を中心にMBCT(Mindfulness Based Cognitive Therapy マインドフルネス認知療法)を中心としたセッションであるMico(Mindfulness Life and Compassion)(外部リンク)、リトリート等を行っています。長崎マインドフルネスセンターの詳細についてはこちら(外部リンク)からご覧ください。
【アドバイザー】
Institute for Mindfulness-Based Approaches(外部リンク)
Linda Lehrhaupt:
1993年からMBSRの指導を始め、2001年にIMAを設立した後、現在に至るまでヨーロッパを中心としてMBSRの普及に尽力。
Ingrid van den Hout:
メンタルヘルスケア分野のセラピストであり、MBSR、MBCT、Breathworks等の講師。2020年4月MBSRオンライン講師。
Erik van den Brink:
精神科医、心理療法家で、MBSR、MBCT講師。Frits KosterとともにMBCL(コンパッション)プログラムを開発。
今後の活動については、皆さまのアドバイスもいただきながら、よりよい形で進められればと思っています。ご意見等あるかたは、当センターHPのお問合せフォームよりお知らせください。