デンマークニュース🇩🇰「学校でのヘソ出し禁止」(18.aug)

Hej! 今日のトピックは「学校での服装」について（2021/8/18 18:30 DR1 TV AVISENより抜粋）

タイトル

Skole forbyder bare maver
（学校はお腹の露出を禁止する）

単語解説：
＊skole＝school
＊forbyde＝ban, prohibit
＊bar＝bare, naked
＊mave＝stomach, bellyh

内容要約

ユトランド半島のFirehøjskoleでは女子生徒のヘソ出し（クロップトップの着用）が議論に上がっている。ある生徒の親が本議論に対する意見を学校のプラットフォームに投稿したところ、70以上のコメントを得た。ある親は自由の剥奪であるとし、ある親は新たなルールに賛成を示した。学校でも生徒らによって「いつ/なぜ、ある服が時として不適切になり得るのか」について議論がなされている。学校は理事会との話し合いの上、今後の方針を決定する予定である。

生徒：クロップトップを着たいと思ったことはありますが、着るなと言われているのでやめました。（…）何度か他の人の服が短いなと感じたことはありますが、何も言わずそのままにしました。

生徒：私は特に問題だと思いませんが、他の人は不適切だと思う可能性があります。

教員：お腹を露出した服を着て登校する生徒が益々増えています。全ての生徒が良く過ごせる環境を整えることが大切だと思います。

親：このような問題があった時、ただ生徒に「もっと服を着なさい」といっても解決しません。

コメント

デンマークでは制服ではなく私服が一般的。髪色やアクセサリーなども自由です。しかし、今回は流行りの"ヘソだし"が議論に上がりました。

私は中高生の時、学校の校則が嫌で嫌でたまりませんでした。頭髪や服装検査などこれに何の意味があるのか...なぜスカートを短くしてはいけないのか？なぜ靴下は白、髪の毛は黒でなければいけないのか？疑問しかありませんでした（縛られると逆に反抗したくなりますよね笑）。でも学校や先生はきちんとその理由を教えてくれることもなく「だめだからだめ」といった態度。

今回のデンマークの例では先生や学校はもちろん、生徒や親も含めて「なぜだめなのか」議論した上で決めようとしている点が良いなと思いました。ある親の「ただ注意するだけでは解決しない（もっと議論すべき）」といったコメントが印象的でした。

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