日本語の豊かさは英語習得に役立つ! Jack of all trades and master of none.
こんにちは^^
「話せる」を叶える脳活エンパワー英語コーチ
寺田美千代です。
自称?「器用貧乏」なわたし。
英語では、
Jack of all trades and master of none.
(直訳するならば、「何でも屋のジャックは芸がない」っていう感じでしょうか。ジャックは日本語でいうところの太郎さん、ですね。)
ことわざってあまり使わないかもしれませんね〜、どうですか?使ってますか?ことわざ?
今では入試でことわざっていうのもほぼ見かけないのですが、
私は高校の英語の授業で「英語ことわざ例文集」から例文テスト(確か毎回10文!)が授業の最初に実施されていました!
転がる石にコケむさず。 A rolling stone gathers no moss.
たで食う虫も好きずき。There's no accounting for taste.
時は金なり。Time is momey.
などなど。
私が教師になってから、授業でこの「英語ことわざ例文集」を使った勤務校はありませんので、入試にほとんど出ないからやるメリットがなかったからなのでしょうが、
Time is money.のように日本語ほぼ全く同じニュアンスのことわざもあれば、
「スズメの涙」(ごく少量の比喩)は
英語では、chicken feed (鳥の餌)
これも文化や感覚の違いを比較できて面白いですよね。
そう!
これを面白いと思えるあなたは、きっと言葉に敏感で興味をお持ちなのだと思います。
英語を日本語に解釈するとき、意味を理解した上で、本当に日本語力が豊かでなければそれに相当する表現は浮かばないですよね。
高校教師時代に、新入生の個性診断テスト
(性格診断テストとも言えますかね、向いている職業とか生徒のパーソナリティを分析するテスト、みなさんも受けた記憶があるのではないでしょうか?)を実施していたときのことです。
ある1人の生徒が、
「せんせーい、『温和』ってどういう意味ですか?」
と質問してきました。
別のクラスで同じテストの監督をしているとまた同じ「温和」の意味を質問されました💦
お、そうか、高校1年生だと、「温和な」っていうのは知らないかも???確かに高校生の会話で「君は温和だね」ってはならない、か???
ん?待てよ?? 「温和」がわかってないなら、gentleという単語をそのまま日本語で「温和」って訳しても通じない、ってことか!
日本人はなかなか英語が話せない人が多い、と日本人である私たち自身が自覚していると思いますが、
英語力をアップするには母語(日本語力)がまず豊かであることも大切ですよね。だって日本語で知らないことは、他言語でももちろん理解できないのですから。
でも
英語(母語以外の言語)を学ぶことで母語である日本語の理解を深めることにも繋がります。
英語がなかなか身に付かなくて、と思っていらっしゃる方も日本語からアプローチしていく学習法、おすすめです。
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