フォニックスって、必要?
こんにちは^^
「話せる」を叶えるエンパワー英語コーチ
寺田美千代です^^
フォニックス、ご存知ですか?
日本語に訳すと「音声学」になります。
ネイティブの子どもたちは小学校とかで学ぶんですよね。
実際アメリカの小学校でボランティアティーチャーとしてお世話になっていたときに、移民の子どもたちは通常の授業とは別にフォニックスのレッスンを受けていたりしていました。
英語を学習する際に、発音とかイントネーション、って学校の英語の授業で出てきますよね。ざっくり言うと英語の音のルールになります。
ネイティブ並みの発音でなくても、英語は通じますし、今やノンネイティブが話す英語のほうが圧倒的に多いわけなのだから、通じればよい、というふうに考えても全く問題ない、と思います。
ただ発音を習得するメリットは沢山あります。
・相手から何度も話を聞き直されることがなくなった。
・発音に自信を持つことで会話がより楽しめるようになった。
・発音きれいですね!と褒められて単純に嬉しい。
・聞き取りが上達した。
・英語を話している自分がよりかっこいいと思えるようになった
などなど^^
大人でも練習すれば改善はできます。
さて、ここからは私が3年半前にロンドン大学の英語音声学講座を受けていた時の話です。
フォニックスを研究されている教授陣からレクチャーを受けたのですが、その時のある女性の先生から、
"Received Pronunciation" (RP) 、〔イギリス南部の教養のある階層の方が話す発音、イギリスの国営放送BBCのアナウンサーの発音、ロイヤルファミリーの発音〕についての話を聞きました。
講義の中で、たしかその先生は、Southern Englishと表現されていたと記憶があるのですが、まだ彼女が社会人になる前は、いわゆるロイヤルイングリッシュは話していなかったそうです。
育った家庭環境で話していた英語はロイヤルアクセントではなく、お父さんは娘(彼女)に正統派の英語を話せるようになったほうがいいと話していたのだそうです。
彼女は大学で音声学を学んだのですが、学生時代にアルバイトをするときに気がついたことがあったそうです。
彼女がロイヤルアクセントで話せるようになったことで、より待遇のよいアルバイトにつけるようになったそうなんです。
日本語に置き換えて考えてみたらわかりやすいと思うのですが、
例えば、NHKのアナウンサーさんがニュースを読むときに博多弁で話し始めたらどうでしょう??まあまあイメージ変わりますよね?
話し方がRPになったことで、育ちが良い、教養がある、とみなされるということなのでしょうね。
音声学の講座を受けていて一番印象に残ったストーリーでした。
サッカーのベッカム選手はコックニー(Cockney)を話しますが、ロイヤルエングリッシュだけが正しいとかそうでないとかはないですよね。
だって日本だって北から南まで様々な訛りで日本語話してますし、通じてますよね?
基本的な音のルールを習得すれば後はそれぞれの個性あふれる英語で大丈夫!と思っています!
ただし通じるレベルには持っていかなきゃですけどね^^
フォニックスのレッスンもご相談ください^^
*2月に「体験英語コーチング」若干名募集いたします。(現在は募集停止しています)しばらお待ちください^^