【考えごと】たとえば靴下が濡れたとき
たとえばバスに乗り遅れたとき
たとえば切らしてた醤油を買い忘れたことに帰り道で気づいたとき
たとえば鼻をかんだら塊みたいな鼻血が出たとき
たとえば本にコーヒーをこぼしたとき
たとえば可燃ごみの日にごみを出し忘れたとき
たとえばまつ毛が抜けたとき
日常でままある小さな「不快」とか「落胆」とか「後悔」が引き金になって、
あーもういいや、人生終了っ
とか思ってしまう。
比喩ではなく、本気で「よっしゃ今から死んでくるかあー」と毎度思っている。
飛び降りるビルに向かったり首をくくる縄を買いに行ってる間にあほらしくなって辞めるので、結果死んだことは無い(当たり前だ笑笑)。
友達がいて恋人がいて助けてくれる人もいて、
仕事もあってそこそこ良好な関係性の職場で、
お金に困るほどでも何かに不満があるわけでもない。
普段から希死念慮が強いわけでもない。
けど、友達と楽しくカラオケをした帰りに、
たとえばガムなんかを踏んだとすると、
一気に引き金が引かれてしまう。
毎回そうなわけではない、法則性はなく、突発的に起こる。
自分のことなのに、引き金が引かれたら考えを止められないから不思議だ。
そして、あとから我に返って
「あー死ななくてよかった」とほっとする。
今日は、
用を足した後にトイレットペーパーを引っ張って、
思ってたより短くちぎれてしまったので、
死のうと思った。
打ってて笑えてくる。
動機がトイレットペーパーて。
恥ずかしくて成仏出来ないわ。
最寄り駅まで向かう途中に、
外階段で登れる9階建ての建物がある。
そこから飛び降りよう、
どんな気分かな、風とか感じるのかなあ。
気絶しちゃったらやだなあ。
玄関のドアノブに手をかけたところで気づいた。
あ、
見たかった映画観てないや、観てから行こう。
で、さっきまでアマプラで映画を観ていた。
面白かった。
もちろん死ぬ気は失せていた。
考えてみたら明日は早番だし、仕事終わりに友達と遊ぶ予定があった。
死ななくてよかった!!
こんな具合で日々を生きているので、
精神科とかかかったほうがいいかしらと思うけれど、
まあ生きてるし。いいかな。
と思ってしまう。
孫に看取られるのが将来の夢なので、
なんとか生き延びたいところではある。
目指せ老衰。
ここまで読んでくれてありがとう、あなたも今日を生き延びられますように。
おやすみなさい、また明日。