【無料】鹿児島産養殖ブリ産地市況レポート 2022年9月
鹿児島県内主要産地の養殖ブリの2歳魚浜値は9月上旬、前年同月比300円高のキロ1200円(1尾3~4キロ)の高値を維持する。高値から販売は鈍いもよう。
同産地の2歳魚浜値は過去20年中の最高値を3カ月以上維持する。高値は、稚魚不漁により同魚の販売可能尾数が少ないことが主因。産地筋は「高値の影響だろうが、量販店の店頭で養ブリの刺身をあまり見かけない」と、同魚小売りの現状を指摘する。
「最需要期は冬季。これからの販売を考慮すれば、今の販売量を抑えることは妥当だ。しかし、現状では養ブリ需要が縮小しないかと不安になる」(産地筋)
【みなと新聞電子版2022年9月16日配信】
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