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ゲストハウスと出会ったきっかけ

僕はちょうど30歳のときに人生を歩き直そうと考え、35歳で地元にゲストハウスをつくり、丸5年という月日が経ち今に至ります。
それまで、大手電機メーカーで会社員として組織の中で働いていました。
そんな僕が、なぜ、何のためにゲストハウスをつくったのか、これからどういう未来を描いているのかなんてことを紹介していきたいと思います。
これはある意味、人生を変えたいと思っていた30歳手前の自分に向けたもので、そういう節目を迎えている人の参考に少しでもなれば嬉しいです。

今回はまずはじめに、どうやってゲストハウスと出会ったのか、そのきっかけについてお話していきます。

ゲストハウスとの出会いは偶然知ったとかたまたま行き着いたとかではなく、引き寄せられるようにたどり着いたという感覚です。
僕は当時、会社を辞めたいと思っていました。
会社というより、組織で働くことをやめたいと思っていました。
その理由を語るには、文章が長くなりすぎるのでまたの機会にとっておきたいと思います。

辞めたいけど辞められずに日々の仕事に追われる毎日を過ごしていた僕は、うつ病を患ってしまい休職期間を過ごしていたのです。
しかも一度短い休職期間で復職しうつ病を再発させてしまった僕は、その休職が二度目のタイミングでした。
今回こそじっくりと腰を据えて自分と向き合う期間にしようと考えていた僕は、以前に友人から「仙台にいいゲストハウスがあるみたいだよ〜」と教えられていたことを思い出したのです。

いろんな手段で自分と向き合おうとしていた僕は、いろんな人と出会ってみたり、一人旅をし始めてみたりしていたところで、ゲストハウスにも興味を持ち始めていました。
せっかくだからこの休職期間だからできることをしてみようと思い立った僕は、すぐにそのゲストハウスを調べてみたのです。
するとHPに「スタッフ募集」の文字を見つけ、行ったこともないし良くわかってもいなかったゲストハウスの世界に足を踏み入れることになりました。

そのゲストハウスは、僕のゲストハウス「みなと丸」から電車で20分ほどのところにある、「ゲストハウス梅鉢」さんでした。
当時はスタッフが埋まっていたのですぐにとはいきませんでしたが、少し期間を空けて再び連絡をし、ゲストハウスのスタッフ生活を始めることになったのです。


つまり、僕はゲストハウス好きだったわけでもないし、ザ・旅人をやってましたっていう感じでもなく、言ってしまえば全くの異世界にいきなり飛び込んでいったのです。
しかしそれが、この先の僕の人生に大きなうねりを起こすことになりました。




というわけで、続きはまた今度。明日も心穏やかな1日を。



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