みなと丸のゆうすけ

穏やかな気持ちで生き続けるため、ものづくり技術者からゲストハウス宿主へ転身。 noteではゲストハウスの中の人として、どんな想いや考えで生きているのか発信していきます。 Amazon のアソシエイトとして、みなと丸のゆうすけは適格販売により収入を得ています。

みなと丸のゆうすけ

穏やかな気持ちで生き続けるため、ものづくり技術者からゲストハウス宿主へ転身。 noteではゲストハウスの中の人として、どんな想いや考えで生きているのか発信していきます。 Amazon のアソシエイトとして、みなと丸のゆうすけは適格販売により収入を得ています。

マガジン

  • みなと丸の航海日誌

    しおがまゲストハウスみなと丸ができるまでと、オープンしてから今までの航海の記録を綴っていきます。

  • 膠原病と付き合う

    2018年に膠原病(抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎)を発症し、間質性肺炎を併発した35歳男性のその後をときどき書いてます

最近の記事

50日連続投稿を経て初めて自己紹介します

ご覧いただきありがとうございます。みなと丸のゆうすけです。 「みなと丸」というのは、僕が営む小さなゲストハウスの名前です。 船の名前のような宿名は、波乱万丈な人生を航海する僕そのものを表しているように感じてきました。 そんな、みなと丸の中の人である僕の自己紹介をさせていただきます。 プロフィールはじめまして、ゆうすけです。 宮城県塩竈市で生まれ育ち、10年ほど茨城県など関東に出ていたのちに、Uターンしてゲストハウスを開業しました。 地元の小中学校を卒業した後は、就職率10

    • 本当の自信を見失って動けなくなっていた

      久しぶりに体がいっさい動けなくなる状況になってしまった。 ルーティーンとしていたことも、興味があることにも動こうという気になれない。 気力がなくて、ただ死なないために生きているという時間を2〜3日過ごしていた。 その原因を紐解いていくと、僕は今の自分じゃなくて、ずっと先の理想の自分しか見ていないからなのではないかと感じた。 つまり成果を気にしてしまい、今に集中できず、目の前のことに向き合えていないんだと思う。 そして、成果が出ない自分を見て自分を評価してしまい、自信を失っ

      • ゲストハウス開業を揺るがす大きな壁が立ちはだかる②

        ゲストハウス開業に向けた準備が佳境を迎えた頃に長期の入院生活をすることになってしまい、計画の中断を余儀なくされてしまいました。 前回は、ゲストハウスのDIY作業を行っているなかで膠原病という難病を患ってしまったというお話しをしました。 今回は、入院生活はいつまで続き身体はどんな状態になってしまったのかについて書いていきたいと思います。 入院当初の状況は、顔や手の皮膚がものすごく荒れていて、筋肉も10kg近く減っており、ベッドからいっさい身体を動かせない状況でした。 そし

        • ゲストハウス開業を揺るがす大きな壁が立ちはだかる①

          すべて順調とはいかないながらも、ある程度オンタイムで着々とゲストハウス開業計画を進めていく中で、それを一刀両断するかのように大きな壁が立ちはだかったのです。 前回は、旅館業許可を取得するための改装工事でDIY作業を行った部分についてお話しました。 今回は、ゲストハウスの計画を中断せざるを得なくなった、僕の身に起きた大きなアクシデントについて書いていきたいと思います。 人生いつ何時どんなことが起こるかわからないという話です。 DIY作業は大詰めを迎え、二段ベッド製作の残り

        マガジン

        • みなと丸の航海日誌
          19本
        • 膠原病と付き合う
          3本

        記事

          ゲストハウスを形作っていく改装工事②

          ゲストハウスの改装工事は工務店さんから引き渡され、DIY作業へと写っていきました。 一番の難関は二段ベッドの製作でした。難航しましたが、救世主のおかげで着々とできあがっていったのです。 前回は工務店さんにお願いした水回りの作業についてお話ししました。 今回は、たくさんの人に協力していただいたDIY工事について書いていきたいと思います。 DIY作業は主に以下の内容をたくさんの人に手伝ってもらい行っていきました。 水回りスペースの内壁塗装 寝室のフロア張替 二段ベッド

          ゲストハウスを形作っていく改装工事②

          ゲストハウスを形作っていく改装工事①

          ゲストハウスの営業許可を取得するため、いよいよ改装工事に移っていきました。 僕のところは、主に工務店さんにお願いする工事と、DIYで行う工事にわけて段取りしています。 前回はオープンする前からHPの土台となるシステムを立ち上げたことについてお話ししました。 今回は、旅館業許可に準拠した建物にしていくための改装工事の記録について書いていきます。 ゲストハウスにしていこうと決めた物件は、まず水回りの工事を工務店さんにお願いしました。 工務店の方々には僕の想いを良く理解してい

          ゲストハウスを形作っていく改装工事①

          膠原病持ちの僕の紫外線との付き合い方

          僕は膠原病の一種である、皮膚筋炎という難病患者だ。 もっとも、最近は症状が安定しており日常生活にほとんど支障がない状態まで回復している。 そういえば、昨年12月に亡くなった歌手の八代亜紀さんも膠原病だったようだ。 しかも病気のタイプが「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」で「間質性肺炎」も合併しているという、同じものだった。 八代亜紀さんは残念ながら亡くなってしまったが、僕はまだなんとか若さがあったからか一命を取り留めてこれだけの回復をみせている。 酸素に繋がれ死にそうな状況の時

          膠原病持ちの僕の紫外線との付き合い方

          僕のゲストハウスは人と笑顔で交わることに全力を注ぐ

          少し前に、僕のゲストハウスで作った新プランのモニター募集をはじめた。 このプランに対しての想いを語ってみたいと思う。 このプランを考え始めるまでは、正直言ってゲストハウスを辞めようと思っていた。 その背景には、ゲストハウスがつまらなくなり、人を受け入れる気持ちになれず、売上がつくれなくなっていたことが大きい。 思い返すとGW以降からパッタリと意欲が途絶えてしまい、気持ち的には廃業へまっしぐらだったような気がする。 なぜつまらなくなってしまったのだろう。 きっとそれは、

          僕のゲストハウスは人と笑顔で交わることに全力を注ぐ

          認知の歪みを正そうとしてみる

          最近ぼくは精神科のデイケアに通いはじめた。 それは思考の中に感じる認知の歪みを正したいと思ったからだ。 僕は会社員時代にうつ病を発症したが、今では落ち込んだり絶望したりすることはほとんどない。 しかし何か新たな行動を起こそうとする際に、起こってもいないことを想像して不安に感じてしまうことがある。 それには、出来事に対する捉え方(認知)の歪みが生じているからなのだ。 精神医療の世界には認知行動療法というものがある。 出来事に対してどんな考えが浮かんだか、それによりどんな感情

          認知の歪みを正そうとしてみる

          オープンする前からWordPressでHPを立ち上げた

          ゲストハウスを運営していく上で、HPの存在は欠かせないかなと思っています。 さまざまな地域からやってきてもらう必要がある性質上、ネット上で興味を持ってもらい、行ってみたいと思ってもらう必要があります。 そのためのシステムとして、僕はWordPressがとても相性が良いなと感じました。 前回は、ゲストハウスを周知させることを第一目的にクラウドファンディングに挑戦したお話しをしました。 今回は、ゲストハウスのネット上に立てる門の役割として、HPを用意しようと進めていったことに

          オープンする前からWordPressでHPを立ち上げた

          クラウドファンディングに挑戦する

          ゲストハウスの物件が決まり融資も無事に決まったことで、いよいよゲストハウス開業に向けての実働がスタートし始めました。 しかし、ゲストハウスのことは近しい友人や仲間くらいにしか知られていない状態です。 僕は、どうせならオープン準備をしている頃から宿のことを認知してもらえるような取り組みをしていきたいなと考え、開業に向けた実働と並行してある取り組みを始めました。 それがクラウドファンディングです。 前回は、無事に日本政策金融公庫から、融資決定の連絡が無事にもらえたお話しをし

          クラウドファンディングに挑戦する

          猫になったらどんな気持ちなんだろう

          僕の住む宮城県塩竈市には、浦戸諸島という4つの有人島からなる離島がある。 島は船で2〜30分くらい離れた場所にあり、のんびりした田舎って感じだ。 今日は島に用事がありしばし滞在していたのだが、屋外での取り組みだったために何匹か猫ちゃんが遊びに来ていた。 何か物欲しそうな顔して、ミャーミャーと可愛い声をあげながら近寄ってくる。 でもこちらから近付くと警戒して離れていく。 撫でてほしいわけじゃないようだ。 でもその場からは立ち去らず、またズリズリと近寄って一定の距離を

          猫になったらどんな気持ちなんだろう

          【モニター募集】一人旅同士で旅を共有し、心を休める「週末シェア旅」プラン

          現在、僕の運営するゲストハウスみなと丸にて、一人旅同士で旅をシェアするプランを始めようとしています。 その名も、心を休める「週末シェア旅」です。 現在、仕事や日々の生活に追われる毎日を過ごし疲れてはいないでしょうか? 時には立ち止まってのんびりしたいという気持ちはないでしょうか? 僕自身が過去にそういう日々を過ごしていて、ゲストハウスで様々な人と触れ合って非日常を感じ、リフレッシュできた経験があります。 心休まる時間を提供したいと思ってはじめたゲストハウスで、それを目的と

          【モニター募集】一人旅同士で旅を共有し、心を休める「週末シェア旅」プラン

          日本政策金融公庫の融資が無事に決定する

          ゲストハウスをつくるため、必要な資金を日本政策金融公庫より融資していただくために準備してきました。 その結果、希望通りの金額での融資が決定し次のステップへ動きを進めていけるようになったのです。 前回は、融資を受けるために事業計画書を作成したというお話しをしました。 今回は、融資が決定するまでにどんな手順で進んでいったのかについて、以下の内容で書いていきたいと思います。 1.融資制度の種類僕が申し込んだ融資制度は生活衛生貸付の一般貸付という種類になります。 生活衛生貸付と

          日本政策金融公庫の融資が無事に決定する

          自分が楽しいことをして人に楽しんでもらうのが理想

          僕はゲストハウスの運営を自分の仕事としている。  ただ、人を寝泊まりさせることが仕事だとは思っていない。 僕の仕事は、人が落ち着いて笑顔になれるような環境を作っていくことと、実際に笑顔を見届けることだと思っている。 僕は少し前に書いたように、人が笑顔になる瞬間を見るのが一番楽しいし、笑顔になってもらうようなことをするのが好きだ。 だから笑顔になったりとか、笑顔にする必要が無いような仕事はしたくない。 逆に言うと、会社員とかしてても人とコミュニケーションを取って笑顔を共有

          自分が楽しいことをして人に楽しんでもらうのが理想

          リフレッシュと練習がてら神割崎キャンプ場へ

          昨日今日と、南三陸町の神割崎キャンプ場というところへ二人ソロキャンプに行ってきた。 みちのく潮風トレイルをセクションで歩いている中で、そろそろ日帰りでは厳しいなっていうエリアに差し掛かろうとしている。 そのため、野営する練習がてらキャンプ行こうかと知人を誘って行ってきたのだ。 しかし天気がずっと怪しい予報で、当日は持ちそうだが翌日はまず雨が降りそうな気配。 まあとりあえず決行するかと向かっていった。 到着すると、キャンプ場は海が目の前にある絶好のロケーションで、天気が良

          リフレッシュと練習がてら神割崎キャンプ場へ