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日本政策金融公庫の融資が無事に決定する

ゲストハウスをつくるため、必要な資金を日本政策金融公庫より融資していただくために準備してきました。
その結果、希望通りの金額での融資が決定し次のステップへ動きを進めていけるようになったのです。


前回は、融資を受けるために事業計画書を作成したというお話しをしました。

今回は、融資が決定するまでにどんな手順で進んでいったのかについて、以下の内容で書いていきたいと思います。


1.融資制度の種類

僕が申し込んだ融資制度は生活衛生貸付の一般貸付という種類になります。
生活衛生貸付とは、旅館業を含め飲食店や美容業など生活衛生の事業を営む人に貸付してもらえる制度です。
ゲストハウスを開業するには、旅館業の簡易宿所営業許可を取得しなければならないため、この生活衛生貸付という制度で申し込みしました。

融資制度によって何が違うのかと言うと、融資限度額や返済期間、利率などの基準が変わってくるということのようです。
詳しくは日本政策金融公庫のHPをご確認ください。

と言っても、こちらは制度の内容を理解して、それに沿った形で申し込みするだけなので、参考程度に確認しておけば大丈夫だと思います。

2.融資申し込みの手順

融資の申し込みは、物件の所在地域管轄の保健所でスタートすることになります。
また、融資額が500万円を超えるかどうかで多少手順が変わってくるようですが、僕は500万円以上だったためそちらの手順でお伝えします。

①保健所にて生活衛生融資の申し込み
まずは管轄の保健所に書類を提出し、融資の申し込みを行います。
必要な書類がたくさんあるので、事前に保健所で確認を行っておくのがよいでしょう。

②生活衛生営業指導センターで手続き
融資額が500万円を超える場合は、県推薦書が必要ということになっているようです。
該当する場合は、保健所に融資申し込みを行う際に「推薦書交付願」という書類も同時に提出します。
そして、生活衛生営業指導センターというところで推薦状を交付していただく手続きを行います。

③日本政策金融公庫で面談審査
ひと通りの手続きが済むと、公庫より連絡をいただき面談へと進むことになります。
融資の可否を決める最後のステップとなるので、心してかかりました。
僕の場合は自己資金額に対して融資額が大きめだったので、大丈夫かなと不安が大きかったです。
ただ、面談の担当者はずっと相談を受けていただいていた方で、事業計画書や物件の図面等をもとに、最終確認をしたという感じでした。

④融資決定連絡


3.各手順ごとの期間

それぞれの手順でどれくらいの期間を要したのかについても書いておこうと思います。
申請中は融資の可否が決まるまで心配な気持ちもあるかと思うので、次に進むまでの期間を参考に気持ち調整してください。

・保健所申し込み → 生活衛生営業センター手続き : 数日
ここは事務的な流れなので、それほど時間はかかりません。
僕の場合は保健所に申し込みを行ってから4日ほどで生活衛生営業センターへの手続きへと進みました。

・生活衛生営業センター手続き → 公庫面談 : 約1週間
生活衛生営業センターに、県の推薦書を交付依頼することになるので約1週間の期間を要しました。
それを経て、いよいよ公庫の面談へと日程調整を行います。

・公庫面談 → 融資決定 : 約2週間
面談を行ってから、約2週間で融資決定の連絡が来ました。
前述の通り、自己資金に対し融資額が大きかったので全てを公庫からの融資とはせずに、金融機関との協調融資となる可能性も申し伝えられていました。
しかし、無事に公庫にて全額融資となり安堵した記憶があります。



まとめ

大きな金額を借りることになり、とてもドキドキしたし大丈夫かなと不安にもなりました。
しかし無事に融資をいただけて、スタートラインに立つことができたのでした。




というわけで、続きはまた今度。明日も心穏やかな1日を。

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