【第47回】「常識って学習のコスパがいい」港区賃貸の僕が、なぜ田舎にセカンドハウスを買うのか。
一度自分の子供にこういう質問をしたことがある。ヒグマの写真を見せて、「このクマってどこに住んでると思う?」
「うーん、。。。わかんない」
僕は、すかさず、「絶対暑い場所じゃないよね」
「なんで?」
「だって毛だらけじゃん」
これは、常識がどのくらい大切なのか?を考えさせる内容だ。それ以外に、ヒグマが鮭を川で取っているイメージをテレビで見たことがあるということも重要だ。「冬眠する」ということを聞いたことがあるのも重要だろう。
受験勉強のような「記憶に頼った勉強の弱点」はこういう常識を考えさせないことにあると思う。ヒグマ:北海道、シロクマ:北極、というように覚えさせることのコスパが悪いことに気が付かない。
常識がわかっていると例えば下記のマレーグマがどこに住んでいるのか、だいたい想像がつくはずだ。
だって毛が短いじゃん。暑いんでしょ。
「マレー」っていう言葉から、マレーシアを想像する場合もあるんじゃないかと思うが、それも常識でそうだろう。
じゃあ、このツキノワグマは?
毛だらけだから、きっと寒いところ。
ツキノワグマはインドなどにも住んでいるらしい。インド暑いじゃん!って思うかもしれないが、「多分山の上じゃない?だって暑いじゃん」って思って考えると、たしかに「夏季には標高3,600メートルの場所でも生活」と説明に書いている。富士山よりも高いところにいればそれは寒いよね。
じゃあ、この動物はどこに住んでいると思う?
ではでは。