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札幌から日高へ


2024/09/23(月)

稚内から夜行バスに乗って札幌へ。
レンタカーを借りて、支笏湖経由で日高の方へと向かう。
利尻、礼文、稚内に比べると遥かに暖かく、風もなくて穏やかで過ごしやすい。

稚内のスーパー銭湯(その名も「港のゆ」)に入っていたら、地元の高校生っぽい子たちが将来の話をしていた。
一人は、函館に行く、函館は気候が暮らしやすいみたいなことを言っていた。
僕はそれを聞きながら「函館も厳しいやろ・・・」と思っていた。
でも、こうして稚内から南の方に来てみると、彼の言っていたことがよく分かる。
全然違う。

その子たちの会話は印象的で、他にも消防士になるとか、誰々は船頭になるとか、色んな話をしていた。
みんな人生の大きな決断をするタイミングなんだなと思った。
大人になるから、どうやって生きていくか決めないとダメなんだ。
あれもやりたいこれもやりたいじゃなくて、まず一つ、生き方を決める。
自分は決めることを先延ばしにして、ダラダラやって来てしまったなぁと思った。
そんな僕からしたら彼らはとてもカッコ良く見えた。
良い刺激にしたい。

支笏湖はついでだったけど、行って良かった。
本州の湖とは全然違う。
大きく、周りを囲む山並みと共に、本当に美しい。
洞爺湖とか、他の湖も行ってみたい。

苫小牧に出る。
市場でホッキ貝カレーや厚岸の生ガキを食べた。
市場の中に駒大苫小牧の偉業を称える展示コーナーがあって、高校野球ヲタとして興奮した。

病院に行ってお見舞いをしてから、日高の方へと向かう。
途中、大きな畑が広がっている。
稚内では全く畑を見なかったので、南の方に来ると土地利用も大きく変わるなぁと感じた。
何を作ってるんだろうか。
お米とかジャガイモとかかなぁ。

新冠町が近付いて来ると、大きな馬の牧場がいくつもある。
夕日に照らされて、馬が気持ち良さそうにくつろいでいる。
こんな環境で暮らせるなんて、馬も幸せなんじゃないかなぁと思う。
北海道では、生き物が生き生きしている。
北海道は冬こそ厳しいけど、生き物に優しい場所だなぁと思う。

この辺りはサラブレッドの産地として有名らしい。
数多くの名馬がここで誕生してきた。
調べてみると、僕でも知っている有名な馬がたくさんいる。
これからは、この辺りで生まれた馬を応援しよう。

新ひだか町の静内にたどり着く。
今日はここで一泊。
親戚に挨拶をして、ひたすら飲み食い。
やり過ぎた。
シシャモが有名な地域で、やっぱり東京で食べるシシャモとは違った。
美味しい。
北海道では美味しいものばかり食べている。

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