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ハトの野性


2024年10月2日(水)

暑い。
あれだけ夏が終わるのが寂しいだのなんだの言っていたのに、一旦涼しくなって暑くなると、シンプルに「暑いわぁ」と思ってしまう。
日差しって、こんなに肌を焼くような感じだったか。
恐ろしいほどジリジリくる。
もう夏を忘れてしまったかのうようだ。

話を広げ過ぎなのは重々承知だけど、こんなに最近のことも忘れてしまうんだから、人間の記憶とか感覚がアテにならないのも仕方ないことに思える。
教訓とか忘れて、何度も同じ失敗をしてしまう。
覚えているつもりになっていても、すぐ忘れたり、記憶違いをしてしまう。
やっぱ信じられるのは、記録のみ(極論)。
そういう意味でも、こうして毎日記録を付けているのは大事な気がする。

こういうネットのサービスに記録すると、サービスが終了したら消えてしまう。
パソコンに保存すると、長期的なデータの管理が結構大変。
アナログの日記帳に記録すると、検索が出来ない。
何が良いのやら。
手書きも好きなんだけどなぁ。

公園で昼ご飯を食べながら、よくハトを見ている。
人にご飯の分け前を頂けることを学習したズル賢く生ぬるいハトたちが、ノコノコ集まってくる。
もっと野性の厳しさを学べと、人には、いや、ハトには厳しく、自分には甘い態度で、僕は呑気に昼ご飯を食べ続ける。
今日は暑かったせいか、ハトたちは皆日陰でゆっくりしていた。
おぉ、サッカーのフォーメーションのようだ。
3-3-2・・・?
美しい。
今日は褒めてやろう(上から)。

呑気に見えるハトたちだけど、去る時は一瞬。
人である僕には気付けなかった何かの物音に反応して、一瞬でフォーメーションを崩し、飛び立ってしまった。
おぉ、まだ野性の感覚が残っている。
そんな瞬間を見れて、なんだか嬉しくなった。

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