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💊【🏥調剤編】処方カスケードの実例〈芍薬甘草湯〉・【Twitter📝】

【📝記事】・処方カスケードの実例〈芍薬甘草湯〉
Twitterから。

#ミナトメモ_調剤編
医師がこむら返りに芍薬甘草湯を長期処方する。

ツムラ 芍薬甘草湯 エキス顆粒(医療用)


そして、患者は芍薬甘草湯の"副作用"である偽アルドステロン症を発症。

偽アルドステロン症とは
:血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増えていないのに高血圧、むくみ等の症状が起こること。

医師は偽アルドステロン症と気づかずに、高血圧やむくみの解消ために降圧剤、利尿薬を慢性的に処方し始める。

しかし、待ってくれ!
こむら返りになる原因の1つに電解質異常があるんだが、利尿薬の"副作用"にも電解質異常があるんだ。
慢性的に利尿薬を飲んでいる患者は結果的に状態が悪化。

電解質異常とは
:血液中の電解質(ミネラル)のバランスが崩れ、多すぎたり少なすぎたりした状態の総称。電解質の代表的なものに、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどがある。

偽アルドステロン症と気づかないまま、元々のこむら返りもイマイチ治らず、降圧剤が更に増えていく。

薬剤師は余計な薬を削除し、ポリファーマシーを防ぐ必要がある。

以上。
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