
Unityエンジニアにモテるイラストレーターになるには

はじめに
この記事は「unity1week Team-Up!! Advent Calendar 2023」2日目の記事です。
「unity1week Team-Up!!」はゲームを通して色んなジャンルのクリエイターを繋ぐ架け橋となるコミュニティです。詳しくはこちら。
はい。タイトルくそでか主語ですが、ここでいうエンジニアとは僕のことUnity1週間ゲームジャム等の短期間ゲームジャムにおいてチーム制作をするプログラマのことを指します。半分くらいはゲーム会社で求められるスキルにも通じるので、興味があったら見てみてください。
対象者
ゲームでイラストを描いてみたいけど何を学べばいいのかわからないイラストレーター
よりチームに貢献したいイラストレーター
企画について話し合える

ゲームのアイデアや改善点について声を出すとより良いゲームになるでしょう。
素材としてのイラストだけでなくゲームそのものに興味を持ってみましょう。「初心者が意見なんて…」そんなの気にしなくていいです!むしろ新鮮な視点が思わぬひらめきを生む可能性もあります。
報連相ができる

チーム制作においては「今こんな作業をやってるよ」「今日はここまで進められたよ」とお互いの進捗状況を共有したほうが良いです。
はじめて組む相手、進捗がまったくないのはとても怖いです。もしかして頑張ってるの自分だけなのかな?とどんどん不安になってしまいます。一発で完璧な形を納品するのも難しいので、ラフができたら、方向性が合ってるのかチームメンバーに確認してみましょう!
バージョン管理ツールが使える

バージョン管理ツールとはファイルの更新を管理して、誤って更新したファイルを古い状態に戻したりすることができるツールです。いわゆるバックアップですね。ゲームジャムでは主にGitやUnity Version Controlが使われるでしょう(ほぼGitだと思います)。
バージョン管理ツールはバックアップとしてだけでなくファイル共有の手段としても使われます。ファイル更新の度にダウンロードの必要がないのでファイルの受け渡しがスムーズになり、作業の効率化が図れます。
Unityで組み込みができる

Unityにイラストなどを取り込んで実際に配置できるとエンジニアはとても喜びます!
エンジニアにとって大変な作業ではありませんが積み重ねで馬鹿にできないロスになってしまいます。実際に組み込んで確認してみることで完成イメージが確認できるのでクオリティも上がることでしょう。バージョン管理ツールが使える前提ですが、さらにもう一歩ステップアップしてみましょう。
エフェクト、アニメーションが作れる

Unity 2D Animation/Live2D/Spine/Sprite Studio/Aseprite等のアニメーションツールを利用して本格的なアニメーションを作ることはもちろん、Unity標準のアニメーション機能を使ったシンプルなアニメーションだけでも作れるようになると良いでしょう。

UIデザインができる
身も蓋もないことを言ってしまうとキャラクターイラストを描ける人は山のようにいますがUIデザインができる(やりたい)人は稀です。人気に反比例して需要はとても高く、UIデザインができるというアピールは光るものがあるでしょう。

おわり

いかがだったでしょうか?自分の視点からこういうイラストレーターと組みたいという内容で書きましたが、おそらく多くのエンジニアに当てはまると思います。キャラクターイラストレーター1本でやっていく実力もまた武器ですが、こういう戦い方もあるんだと知っていただけたら嬉しいです。