子連れエレベーターでの、様々な出会い
明日で1番下の娘が1歳になる。3人のお世話に奔走してきた1年だったが、子どもの成長とともに、親自身もなんとなく慣れて来たかな?という感じのする今日この頃。
保育園の送迎をはじめ、親1人で子ども3人を連れての外出も慣れて来た。
我が家のマイカーといえば、2人乗りベビーカー。笑(後ろのイスはベンチ式で、前後で背中合わせでのれるタイプ)3人は乗せられないが、誰かしらがぐずっても、1番下が抱っこ、上2人がベビーカーに乗れば、子供は歩かずに済む、且つ、重いが安定感抜群のため、多少荷物が多くても、ハンドルにぶら下げられるため問題ない。
私は大体このベビーカーとともに、子供を連れて、近所をウロウロしている。
我が家は駅に近い場所にあり、階段も多く、ベビーカーを使用する際はエレベーターに乗ることが多々ある。
人が多い場所なこともあり、大体誰かと一緒に乗ることが多く、半分以上の割合で、声をかけられる。
声のかけられ方で多いのは、
「へぇ〜こんな便利な2人ベビーカーがあるんね〜。」
「え〜3人?みんな小さくて大変ね〜けど、偉いわ〜」
「お母さん、頑張っているね〜。今が1番かわいい時よ」
と言った言葉だ。
大体、我々の親世代(50から70代)の方がらの声かけだ。
そう、この「頑張っているね〜」、「偉いね〜」の言葉。誰でもかけられそうな言葉だし、反対に育児の一瞬の一コマを見ただけで簡単に言える言葉でもないけれど、でも、なんだか、
「そうなんです。頑張ってるんです!!」と心で答え、「よし、母ちゃん頑張るでー!!」と思ってしまうのだ。
もちろん、誰彼こう思うわけではない。声のかけられ方や、自分のメンタル状況にもよる。だから、安易にかけられる言葉ではないかもしれないが、でも、なかなか親って頑張ってる!って言ってもらえない分、なんだか嬉しくなってしまう。
こういう声かけ以外にも、子供をかわいいねと言ってくれたり、手を振ってくれたり、優しく微笑んでくれたり。これまで、エレベーターのほんの僅かな時間を共にして来た人たちと、色んな時間を過ごして来た。
そして、そんな温かな眼差しや、応援のことばが、ふと心を前向きにしてくれたことは数えきれないくらいあるかもしれない。
ニュースなどでは子育てについて色々な情報が溢れているけれど、社会はこんなにも温かい一面もある。
エレベーターでの時間なんてあっという間、だけれど、こんな前向きな気持ちにさせてくれる出会いもある。
だから、私も毎回いろんな人に声はかけなくとも、なんとなく温かな、優しいオーラ(?)笑、を出せる人でありたいと思う。
そして、私自身がじぃじ、ばぁば世代になったら、エレベーターでベビーカーを押すパパ、ママを労いたい。
Mina🌱
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