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【ゲーム】漢字アドベンチャー「文字遊戯 第零章」で謎の感動に震えた!

STEAMで発売予定のゲーム「文字遊戯」の無料デモ版「文字遊戯 第零章」をクリアした。
製作は台湾のメーカーTEAM9。
今はゲーム本編も台湾系日本人が設立したフライハイワークスが翻訳中。
翻訳というか、ほぼ全部作り直しになるんじゃないか…?

STEAMやXBOXでゲームをすると、嫌でも世界の標準語は英語であることを思い知らされる。英語がわからないことは、たくさん、たくさん遊べないエンターテイメントがあること。世界は大部分が英語でできていたことを改めて思い知らされるけど、これを遊ぶと、
「こんな世界があるんだ」
って、ちょっと新しい世界が見えたというか。

中国も台湾も日本も全然違う世界ぐらいに認識していたけど、大昔にこんな複雑な文字を考えてそれぞれの国に持ち帰った子孫なんだ、ってちょっと感動があった。

「文字遊戯」は、すごくロマンのない(でもわかりやすい)説明をすると、アスキーアートの中を歩いていくゲーム。

文字で表現された世界で「我」を動かして、「門」の字に入ると、「門」が西部劇のスイングドアみたいにキイ、キイ、とアニメーションして違うエリアに進む。
子供のころの学習帳で漢字は、そのもののの形からできたって習ったけど、これを見るとたしかに、門は門だ。漢字に注目することが久しぶりでおもしろい。剣を手に入れると特定の文字をデリートキーで消すことができるようになるなど、文字に干渉できるようになる。

ドンキーコングとか、ゲームでアルファベットを集めることはあるけど、漢字に注目することが楽しいし、黒い画面に浮かぶシンプルな文字と、迫力ある音のかけ合わせは想像力を刺激する。ネット掲示板みたいな地味な場面、一転して見せ場もあり、本編が気になる終わり方。スチームあればタダだし、応援したくなるプロジェクト。


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読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。