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翻訳ミステリーが好きなことにきづいてしまった!
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芸術性のある素晴らしい物語よりも、冒頭で事件なり犯行予告なりに引っ張ってもらう方が好きなことに気づいてしまった。
翻訳ミステリーが好きなことに気づいてしまった。
半月に一冊のペースで読む。読むか飽きると、帰りしな本屋に立ち寄ってその場だけの限られた在庫と、少ない紹介文から一冊を選ぶ。
値段はちょっと高め、2000円から3000円ぐらい。その時はちょっとした祭りである。
日本作家の繊細な文章とは違う、ちょっと奇抜に思える比喩や接したことのない動物やお菓子の名前。そういうのがいい。人名は覚えてないこともある。というか映画でもなんでも名前は覚えなくていい。役柄と組み合わせてその人がどういう人かがわかればいい。
作者を知らないのもいい。どこの国の話かもわからないまま、なんとなく事件性がある話だから読めるはずだと買ったりする。わざわざ日本語に訳して専用のカバーがつけられるくらいだから、しょうもない物語があるはずがない。
もしつまらないと感じたら、それは僕に話を理解するための教養、たとえば聖書の知識とか歴史とか、そういうものがないことが多い。
そのせいで、つまらんかったぞと小説をこき下ろすことはない。ただ、理解できないほど素晴らしい本が手元にあるとしか思わない。
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