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ここを読んでいっこも興味がわかなければ、残念ながらぼくはあなたにとって価値がない。
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2021年1月の記事一覧

もう会えない1996年の「NiGHTS」と、「バランワンダーワールド」体験版

「バランワンダーワールド」の体験版を遊びました。 90年代にゲームで遊んでいたぼくにとって、ゲームクリエイターといえば、 宮本茂(マリオ・ゼルダ・ピクミン) 小島秀夫(メタルギアソリッド) 中村光一(ドラクエ2・不思議のダンジョン・かまいたちの夜) まずこの3人です。雑誌やTVに多数出演して、最先端で戦い、遊んでいる、誰よりもかっこいい大人たち。ひとりでもいなかったら、影響を受けたその後のゲームは数百本単位で違うものになっていた。 それに加えて、90年代のセガハードを支

2020年に読めて良かった本。 リモートワーク殺人事件「はだかの太陽」

自分以外でもSFの面白さに目覚めたひとが多い一年だったのかな。「1982年」が突然話題になったりしていたけど、2020年に読めたことも含めて充実感でいっぱいになって、みんなにも読んでほしいのは「はだかの太陽」。 PS4の「デトロイト」のような刑事コンビのリモートワーク小説だ。 徹底的に管理されて、人々は触れ合うことなく、何十体ものロボットに世話されてくらす、トラブルの全くない星。 この星で殺人事件が起きる。 争いごとの全くない惑星なので対処ができず、地球の人間&ロボットの