【レシピつき】美肌と二日酔いには干し鱈スープ「ブゴクッ(북엇국)」(『キム秘書はいったい、なぜ?』について#3)
『キム秘書はいったい、なぜ?』について3回目は、韓国ドラマによく出てくる「干し鱈(たら)スープ」について。レシピも紹介しています。
第15話で、ヨンジュン(パク・ソジュン)はキム秘書(パク・ミニョン)のお父さんと屋台でお酒をたくさん飲み、二日酔いで出勤します。
ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』からのキャプチャー画面。
そのヨンジュンのためにキム秘書は干し鱈スープを作ってきてあげます。また、キム秘書が二日酔いのときもヨンジュンが干し鱈スープを用意してあげます。
お酒をたくさん飲んだ次の日の朝、酔い覚ましとして韓国ドラマでよく出てくる干し鱈スープ。酔い覚ましスープを韓国語では「解臓汁(へジャンクク 해장국)」と呼びます。素材によって「〇〇해장국」とも言いますし、さまざまな酔い覚ましスープの総称としてもよく使います。
中でも干し鱈スープは、ドラマの中によく出てくる料理です。スープがクローズアップされることはそんなにありませんが、「ブゴクッ(북엇국)」という言葉はよく出てきます。干し鱈のうま味と栄養がたっぷりで、弱った胃腸にやさしいスープです。お肌にもいいですよ。
私は忙しい朝、干し鱈だけでシンプルに作ることが多いですが、豆もやしや大根など野菜を加えても美味しいです。
韓国では食べる前に一味唐辛子をかけることも多いので、辛口が好きな人は一味唐辛子をかけて味比べをしてみるのもいいでしょう。
「材料」2人前
干し鱈 30g、煮干しだし600ml、ゴマ油 大さじ1、薄口醤油 大さじ1/2、辛口唐辛子一個、ねぎ少々、塩少々
1. 鍋にゴマ油と干し鱈を入れ炒めます。
2. 干し鱈がきつね色になったら煮干しだしを入れます。
3. 沸いてきたら薄口醤油と塩を入れ弱火で10分くらい煮込みます。
4. 最後に辛口唐辛子とねぎを入れて完成です。
基本煮干しだしの作り方
「材料」4人前
昆布5〜6cm 1枚、煮干し30g、水1200ml
1. 鍋に水と昆布を入れ弱火で沸かします。
2. 沸騰前に昆布を取り出します。
3. 煮干しを入れ中火で10分くらい沸かします。
4.ざるで濾します。