“A Dead Secret” by Lafcadio Hearn

“A Dead Secret” by Lafcadio Hearn
https://americanliterature.com/author/lafcadio-hearn/short-story/a-dead-secret
田舎育ちのお園は賢い娘だったので、教育を受けるため京都に行き、裕福な商人に嫁ぐ。
４年後、幼い息子を残し、死んでしまう。
息子が二階のお園の部屋に幽霊が出るという。
夫の母が行ってみると、箪笥の前にたたずむお園の姿。
夫の母が、タンスの中のものに未練があるのだろうと言うので、箪笥の中の着物を全てお寺に寄進するが、幽霊は同様に箪笥の前に現れる。
お寺の高僧大源和尚が、相談を受け、お園の部屋で経を読んでいると、お園の幽霊が現れ、箪笥をじっと見ている。
和尚が空のタンスの一番下の引き出しの裏から一通の手紙を発見する。
和尚は手紙を自分以外の誰にも見せないで焼却することを約束し、実行すると、幽霊は出なくなった。
その手紙は、お園が京都に遊学中にもらった恋文だった。

青空文庫でも読めるようです。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/files/42926_15331.html