“The Heart Of The Spring” by William Butler Yeats (3)
“The Heart Of The Spring” by William Butler Yeats (3)
https://americanliterature.com/author/william-butler-yeats/short-story/the-heart-of-the-spring
お前が私のために最後の事を行った時、お前は行き、小屋を建て、畑を耕し少女を妻に娶り、古の神々を忘れてもよい。
私は彼らの邪悪な目から、魔女たちの愛を織りなす魔法から、隠すために伯爵と騎士と郷士が私にくれた全ての金と銀の塊を保管し、伯爵と騎士と郷士の妻たちが、|妖精≪シデ≫の民の家畜の乳を干からびさせ、彼らのバターを作る桶からバターを盗んだりしないように守ったんだ。
私はそれらをすべて、私の仕事に終わりが来るまでためて置いて、終わりが目の前になった今、お前は、お前の小屋の屋根木を丈夫にし、地下室を維持し、食糧庫を一杯にするするのに十分な金と銀の塊を欠くことはない。
私は私の全人生を通し生命の秘密を探し続けてきた。
私は若いころは幸せではなかった、というのは私はそれが過ぎ去るものだと分かっていたからだ;
男盛りの時も幸せではなかった、というのは私は時は過ぎ去るものだと知っていたからだ。
;だから私は私自身を、若い時も男盛りの時も年をとってからも、その偉大な秘密を探すことに身をささげたのだ。
私はその個体が、数世紀の間満たされることを希求し、80年の冬の人生を軽蔑した。
わたしは、多分、いや必ず大地の古の神々のようになるのだ。
私は若いころスペインの修道院でヘブライ語の手稿で、太陽が不滅の力の歌で震える獅子を通り過ぎる前に、雄羊に重なった時、何人もこの瞬間を見つけその歌を聴く者は不死の力そのものになる、と言う事を読んだ。
;私はアイルランドに帰って、妖精や牛の医者に、それが何時なのか知っているかどうかを訪ねた。
;しかし、全員が手稿に書かれている事ついては知っていたが、それが砂時計の時間で言えばどの瞬間なのかは見出すことはできていなかった。
だから私は魔法に身を委ね、私の人生を神と妖精を私の側に連れて来る断食と修行に費やした。
;そして今、ついに、妖精の一人が私にその瞬間は手の内にあると告げた。
赤い帽子をかぶり新しい牛乳の泡で口を白くした妖精がその事を私に耳打ちしたのだ。
明日、夜明け後の一時間少し近く前、私はその瞬間を見るだろう、そしてその後、私は南の国に去って行き、オレンジの木に囲まれた自分自身の白い大理石の宮殿を立てるだろう、そして私の周りに勇敢で美しい人々を集め、私の永遠の若さの王国に入るのだ。
しかし、私は、口に新しいミルクの泡を付けたその小人から、おまえは多量の緑の枝を持ってきて、部屋のドアや窓の周りに積み上げて、床に新鮮な緑の|藺草≪いぐさ≫を置き、テーブルと藺草を修道士の薔薇と百合で飾らなければならないと言われた。
お前はこれを今夜やらなければならない、そして夜明け後の最初の一時間の最後にやって来て私を見つけ出さなければならない。」