“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (26)
“Heart of Darkness” by Joseph Conrad (26)
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本当であってほしくなかった。
カーツ氏は・・・、俺はうんざりしてイライラしていた。
俺は彼が言うのをさえぎって「沿岸部でカーツ氏の事を聞いた事がある」と言った。
「ああ、彼らはむこうでは彼の事を話すのさ」と彼は自分につぶやいた。
それから、彼は俺にカーツ氏が、彼が持った最良の職員で例外的に優れた男でこの会社の最重要人物だともう一度確約した。
だから俺は彼の心配を理解できた。
彼は「彼はとてもとてもよくない状態です」と言った。
確かに彼は椅子の上でそわそわしていて、「ああ、カーツさん!」と叫んで、封蝋の棒を折り、その事に驚いていた。
彼が知りたかったそれに続く事は、それがどれくらいの期間かかるか、と言う事だった。
俺はもう一度彼の話を遮った。
空腹でまっすぐ立っていられなかった、わかるだろう。
俺はひどく痛めつけられていた。
「そんなことわからないよ。」と、俺は言った。
「俺はまだその難破船を見ていないし、数か月かな、まちがいないよ。」
この全ての話は俺にとって実にくだらないものだった。
彼は言った、「数か月、じゃあ我々が始めるまで3か月としよう。
そうだ、それなら大丈夫だろう。」
俺は彼に対する意見をぶつぶつ言いながら、彼の小屋を出た。
(彼はある種のベランダのついた泥の小屋に独りで住んでいた。)
彼はおしゃべりな奴だった。
その後、彼が「事件」に必要な時間を極めて巧妙に見積もっていたことに驚いて、その言葉を取り消した。」
「俺は次の日仕事に行き、振り返って、いわばその支所に背中を向けた。
そんな風にしてだけ、俺は人生の救いのある事実を掴んでおくことができるように思えたのだ。
未だに人は時には周りを見なければならない、そして俺は人々が日の当たる庭を目的も無くうろついている、この支所を見まわした。
俺は時に自分にその意味を問いかけた。
彼らは彼らの手にばかげた長い棍棒を持って、たくさんの不信人な巡礼者が腐ったフェンスの中をあちらこちら歩き回っていた。
「象牙」と言う言葉がそこら中で聞こえていたのがため息のように囁かれた。
お前らは彼らが象牙に祈っているのだと考えるかもしれない。