夏休みの勉強方法:「1日10分でも良い」と、偉い人が言っていた
こんにちは。
中学生のあいだで、夏休みが減ったのでつまらない、という意見もあるとは思いますが、
「ないよりマシ」
と思ってみるとか、
「先のことだが来年の夏休みに期待する」
とか
「思い出の中の夏休みを思い浮かべ涙する」
とか、まあ、色々な『短い夏休み』を満喫する方法があります。
金沢市の中学校のように、普段通りに長い夏休みという地域もあるようですけれど。
夏休みといえば、勉強ですね。
※夏休みといえば心はスイカか海ですけど、塾の講師としては夏休みは勉強なんです。
それで
「勉強しなければいけないが、1日何時間すればいいのだろう?」
「いったい何をやればいいのろう?」
「受験生なのにYou Tubeを見てもいいのか?」
など、色々な不安や疑問がわきます。
■解決方法
「とりあえず1日10分やってみる」
これはですね、
「1日10分勉強するだけで1ヶ月後に同級生に差をつける!テレビを見ながらラクラク!!すごい効果があります!」
という通販のダイエットグッズのようなわけにはいきません。
そうは問屋がおろさない。
で、なんだと言いますと
「ものすごい苦手なものを1日10分絶対にやる」
というのをやってみよう、という提案です。
例えば、英語が苦手…という場合、
「1日10分、毎日、英語単語アプリをやる」
とか、そういうのです。
歴史が苦手なら、毎日10分は必ず歴史の問題集を解く、とか。
漢字を1日10分やる、とか。
そういうことです。
「1日に10分しか勉強しないのか?俺は毎日7時間は勉強している。夏休みは1日15時間やるつもりだ」
というツワモノは、問題ないです。
そのまま爆進して下さい。
「家で勉強する気がおきない。特に苦手な教科はイヤだ」
という人への提案なので。
で、1日10分でも、全くやらないよりは少しずつ進歩するので、やってみるのはどうでしょうか。
これは、私ではなく、『テッド』というアメリカのテレビ番組でナントカさん(誰か忘れました)という、エラい人がやっていた勉強方法なので、一応、やってみる価値あるんじゃないでしょうか?
※テッド(TED)…社会的に成功した人が出てきて客の前でプレゼンテーションするテレビ番組、かと思っていたら、調べたらそういう団体でした。その団体の主催する公開プレゼンテーションがテレビやネットで配信されています。詳細はウィキペディアを見て下さい。
で、1日10分を1年、2年、と続ければけっこう色々とできるようになるよ、語学とか楽器とか編み物とか。
というようなお話を、中学生の勉強にもあてはめてみたらいいんじゃないのか、と私は思いました、ということです。
10分できたら、ちょっと休んで別のをまた10分とかでもいいんです。
英語の音読を毎日10分できたら、夏休み明けにはけっこうなツワモノになっている、と思います。
では、がんばって下さい。
※音読…語学を上達させたい人は音読が不可欠です。
しかも音読しない場合と比べて、音読した場合、上達が速いと言われています。
これは、「聞いたことあるだけの歌より、歌ったことのある歌の方がカラオケでうまく歌える」というのに似ています。
ぜひとも音読して下さい。