砂のしろでもいい、あなたと崩れ去るなら
「砂のしろ」と聞いて、何を思い浮かべますか?
え、斉藤由貴さん?そうですね、87年発売の「砂の城」はなかなかの売上でした。ほらほら、もっと違う人…
え、昼ドラ⁉そうなんですか、97年に大場久美子さんが主演で…へえ〜…じゃなくて!
今回のテーマは、私の大好きな小松未歩さんの楽曲「砂のしろ」です。
小松未歩への愛を語る 22 砂のしろ
【土曜日更新】1997〜2006年に活躍したシンガーソングライター、小松未歩さんへの愛を語ります。
たとえば夏、灼ける砂浜のような熱さ。
寄せては返す波のような不安定さ。
砂で作った城のような脆さ。
「砂のしろ」です。
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この曲ってどんな曲?
前向きな前作と違って破滅的な、激情型の恋。
本人ライナーノーツを引用します。
冷静さを欠いてしまっても美学や信念は決して曲げない。少し不器用な私が見え隠れしています。
(オフィシャルサイト)
まっすぐさ。これが未歩さんに惹かれる理由の一つです。(それゆえに「売れる」「ウケる」曲を出す人でなかったのかもしれませんが…)
メロディも編曲も前作より当時の私の好みだったのか、よく覚えています。(比べてばっかでゴメンね…)当時既にガーネットクロウのメンバーとして活躍していた古井弘人さんの編曲。スペインっぽい?感じ。
歌詞は相当作り込んだ感じで、これ以上進んじゃダメって分かってるのに抑えきれない感じがよく出ています。
試聴はこちら
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カップリング①は「いつかはダイアの恋」
歌詞を見ても思い出せないパターン(泣)
この曲を思い出すためにCDを引っ張り出しました。
何これ?というちょっと間の抜けた感じのイントロ。
タイトル曲と違ってポップで弾けるような楽しいリズム。
歌詞もぶきっちょだけど明るい印象。
今聞くと、この曲のほうが好きかもしれない。
こちらもガーネットクロウ色強く、岡本仁志さんの編曲。
試聴は残念ながら無しです。レンタルショップや中古ショップで「砂のしろ」を探してみてください。
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カップリング②は「sha la la...」
こちらはアルバム収録されたこともあり、出だしもサビもよく覚えています。
正統派・青春の曲というか。
ちょっと疲れたときに心休まるというか。
シャラララ…と口ずさみたくなるような、あかるく爽やかな一曲。
「ダイアの恋」でノリノリになった後で聞くと一抹のせつなさも感じるから、激情→楽観→優しくも強く…という曲編成は映画のようです。
試聴はこちら。
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高校生ミトさんの感想
もう15年前の感想文は尽きたんですが、もし私が高校生(中二病真っ盛り)だったらこう言うのではないでしょうか…
美しいものほど壊れやすいとはよく言ったもので…
だから私はこの曲が好きなのかもしれない。
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おしまい
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