心地良い暮らしを求めて
丁寧な暮らし、というものに憧れていた私。
季節を感じる手仕事をしたり、こまめに掃除もして常に片付いた部屋をキープ。
雑誌とかでも時折テーマになるくらいキャッチーな言葉。
とは言え、夫婦共働きでどちらも外へ働きに出なければならない職種、朝出て暗くなって帰ってくるのが日常な我が家にとって丁寧な暮らしはかけ離れている。
憧れと現実の差にモヤモヤを抱えつつ、しかし諦めきれないほのかな憧れがずっと残っていたのだけれど、ついに丁寧な暮らしという憧れを手離すことにした。
丁寧な暮らし=季節を感じる
この定義みたいなものをずっと抱えていたのだけれど、ふと「季節を感じる」ことについて思考を巡らせてみた。
感じることは五感で受け取ることだから、少し外へ出ただけでも陽の光や温度、匂い、虫や鳥の声で季節を感じられるものはたくさんある。
スーパーに行けばその時期取れる野菜や魚など旬のものが並んでいて、それを食べたらもう季節を身体に取り入れた感じ。
梅を干したり、味噌を作ったり、自分の手を使って時間をかけて感じる季節もあるけれど、手軽に季節を感じられることは意外とたくさんある。
料理は少し手がかかるけど、スイカはそのまま食べられるし、とうもろこしは流水にくぐらせてラップをして5分チンするだけで出来ちゃうし(今は生で食べられるものもあるし)、身体に取り入れるのも気負わずやっていけばいいんだ、と再認識。
1日のうち仕事の時間と睡眠時間を差し引いた時間が主に暮らしに関わってくる部分になるのだが、その時間をいかに心地よく過ごすか、というところに視点を変えて、棚卸ししていきたいと思う。
まずはモノを減らしていくところから、と目下断捨離中。
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