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ローラースケート世界大会2021

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2021年10月に開催された、アーティスティック・ローラースケートの世界大会「アスンシオン2021」について。
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ローラースケート世界大会2021:⑫最後に(フィギュア、プレシジョン、総合メダル争い)

ローラースケート世界大会2021:⑫最後に(フィギュア、プレシジョン、総合メダル争い)

 というわけで世界大会についてまとめてきたが。みなさま長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 このnoteを始めた時も、誰がこんなマイナーな競技について読んでくれるんだろう?3人くらいには届くといいな♪ぐらいに思っていたが、ほそぼそと続けているうちに、全体ビューは18,800、もうすぐ1000スキに到達(現在958)という状態になった。人気ブロガーさんなら1秒で達成してしまうくらいの

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ローラースケート世界大会2021:⑩ショー(ラージグループ&カルテット)

ローラースケート世界大会2021:⑩ショー(ラージグループ&カルテット)

 アイスのフィギュアスケートにはない、アーティスティック・ローラースケート独特の面白い競技が、このショーという競技だ。舞台のショーのようなエンタメ要素たっぷりの団体競技で、火や電飾を駆使したり、小道具や衣装も凝っている。ローラースケートに興味のない人でもかなり楽しめるはずなので、まずはとにかく一度動画を見てほしい。

 ショーには

・ラージグループ:16~30人

・スモールグループ:6~12人

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ローラースケート世界大会2021:⑥インライン

ローラースケート世界大会2021:⑥インライン

 今回のアーティスティック・ローラースケートの世界大会には、インライン部門もあったので紹介しようと思う。

 実は私はインラインについてはあまり知識がない。でもクワッド(4輪)とインライン(※ローラーブレードは商品名)は兄弟みたいなものなので、やっぱり気になる存在だ。これから少しずつ学んでいけたら、と思っている。詳しい方は、ぜひいろいろ教えてくださいませ。

 インライン競技は、1日目のショートプ

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ローラースケート世界大会2021:⑤ダンス(カップル)

ローラースケート世界大会2021:⑤ダンス(カップル)

 もうちょっとだけ、ダンス競技におつきあいを。

 ソロダンスで登場していた選手が今回も活躍するので、予習が終わっている状態という感じで、このカップル競技も結構楽しめると思う。

 今年からルールが変更されて、ソロダンスに出場する男子はカップルでもエントリーすることが義務付けられた。女子も、ソロとカップルの両方でエントリーしている選手は多い。パートナーと一緒に滑ると、ソロの時より順位が良くなるのか

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ローラースケート世界大会2021:④ソロダンス(男子)

ローラースケート世界大会2021:④ソロダンス(男子)

 ソロダンス(女子)はこちらから。

 さてさて、男子のソロダンスである。イケメンぞろいなので女性陣はぜひご堪能くださいませ。

 女子の回にも書いたが、私はこのソロダンス競技が一番好きだ。男子もジャンプやスピンといった大技なしで勝負するため、滑りの実力がモノをいう美しい演技が見られる。派手なトリックではごまかせない競技なのだ。

 しかも女子よりも男子の方が、その美しさがよく分かる。女子ではアイ

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ローラースケート世界大会2021:③ソロダンス(女子)

ローラースケート世界大会2021:③ソロダンス(女子)

 ローラースケートには、ソロダンスという種目がある。氷上の社交ダンスとも呼ばれるアイスダンスによく似た競技なのだが、アイスダンスは常に男女2組のカップル。ローラースケートの場合には、男性ソロ、女性ソロ、カップルと3種類の種目があり、パートナーに左右されずに自分だけで参加できるのが面白い。

 私は、ローラースケート競技の中ではこのソロダンスが一番好きだ。習っていて楽しい、というのももちろんあるが、

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ローラースケート世界大会2021:①概要

ローラースケート世界大会2021:①概要

 2021年9月29日から、アーティスティック・ローラースケートの世界大会「アスンシオン2021」が始まった。南米パラグアイの首都、アスンシオン市で、10月9日までまだまだ開催中だ。約1500名のアスリートたちが世界中から集合したが、残念ながらコロナ渦で私の住むオーストラリアは不参加となってしまった。日本からの参加者もいないようだ。オセアニアとアジアからの参加は台湾だけ。

  アスンシオンを首都

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