本の断捨離。捨てるか残すかの判断基準
最近本を一気に捨てることにしました。
なぜかと言うと、クローゼットと本棚、引き出し、廊下を本が占領していたからです。
親や祖母もかなり物や本を置いておくタイプで、あんまり物を捨てる習慣がありませんでした。高校の頃の教科書も置いたままで、捨てるのが難しかったので、一念発起して捨てることにしました。
その中で一応の自分の判断基準を書いておきたいと思います。
1.今勉強中の内容・好きなジャンルの本を残す
最近勉強している内容や勉強していることに関連する本。
例えば、ITに関する本、英語に関する本、試験を受けようと思っているジャンルのテキストです。
さらに、自分が好きな仏教や古典に関する本、「にゃんことくま」のイラスト本などの自分の好きなジャンルの本は残します。
一回読んだ本でもう見返さないかもと思ったら捨てます。
2.人から貰った本を残す
人から貰った本は基本的に少ないので置いておきます。
少なくとも5年経ってから捨てます。
正直読み返すかわからない本もありますが、おすすめしてくれた本やプレゼントしてくれた物なので、しばらく置いておきます。
もちろん自分でも価値を感じる物は残します。
3.普遍の知識として役立つ本を残す
知識として流行り廃れがないものは、辞書と同じで役に立つので置いておきます。
私が持っている中では、『論語』『道をひらく』『自助論』、着付けの仕方の本などで、知識が古くても役に立つ内容が書いてあるか、一般的に長く読まれている本を残します。
4.読み返す気がない本は捨てる
残す本を決めたあとで、読み返す気にならない本を捨てます。
そもそも読み返す気にならなかったことには理由があります。
つまらなかった、中身が無かった、とりあえず書かれていることは習得した、すでに何度も読んだから十分だと思う…などです。
小説ももう読み返す気が無かったら捨てます。
小説はさらに空想上の話なので「もうこの話は忘れよう」と思う時も捨てます。
5.1回読んでエッセンスだけメモすれば良い本を捨てる
「捨てても良い気がするけど捨てられない」
と思った時には一回一通り読んで捨てることにしました。
気になるところはメモしながら読んで、そのメモを残しておけば、仕舞った本を取り出すように後から見ることもできるし、まだ売っていれば買うこともできると思ったからです。
「興味は引くけど中身はそれほどでもない」とか「この本の中身はなんて書いてあったっけ?」と思った時に「まだ捨てられない」と思うことが多かったので、一通り見て捨てることにしました。
6.「今はいらない」と思った本を捨てる
そもそも「いつか見るかも知れない」と思った本が山のように溜まって捨てられなくなることに気がつきました。
昔の写真のアルバムも「いつか見るだろう」と思うし、勉強のテキストも他の本も「いつか読むかも知れない」と思うから捨てられません。
今読まないし、今読んでも頭に入ってこない本は2度と見返さないと思います。
「この本とはご縁が無かったと言うことで・・・」と捨ててしまった方が残った宿題にグズグズやる気が出ずに置いているよりも良いと思いました。
だから今は関係ない、いらないと思った本は捨てます。
まとめ
元々あまり物を捨てるのが得意ではありません。
でも、「いつか」という言葉を信じていると物が溜まる一方です。
今使わないということは、すでに「使いたい」と思っていないのと同じで、「今読みたい」と思っていないなら今後も「読みたい」とはならないと思います。
さらに、読みたくない本を読んでもさっぱり頭に入ってこないので、流し読みを1回してダメだったらもうダメだし、「なんとしてもこれを学びたい」と思わなかったらもうダメだと思います。
物もそうですが、本やそれ以外のものも直感と気に入っているのかを大事にして不要な物は捨てていく方が気持ちが楽になりそうです。