ベートーヴェン小咄 1
「つまらないものですが…」ということばをそえて
相手になにかを手渡す習慣には
いかにも日本らしい“謙遜さ”が感じられますが
ベートーヴェンのピアノ曲『エリーゼのために』の
もうひとつのタイトルは、まさに
“とるにたらないもの、つまらないもの”という意味の
バガテル Bagatelle
だと、ご存知でしたか?😊
実は彼はこの他にもバガテルを案外たくさん作曲していて
それが気合い入りまくりの交響曲やソナタとは対照的な
とてもくつろいだ、ある種女性的な性格すら持っている
癒しとユーモアの音楽だったりするのです💗
たとえば「庭のチューリップが咲きました」なんていう
他愛のない会話のように
リラックスした、気のおけない雰囲気をもつ“バガテル”は
ベートーヴェンのブランディングされた立派な顔ではなく
素朴な素顔をみせてくれているようで
個人的に、大好きです☺️
杜音おうちコンサート “ルイジの伝言 vol.1” では
そんなちょっとキュンとしてしまうような作品も
トークとともに、ご紹介していきます。
ご一緒にキュンとしていただけたら嬉しいです💕
皆さまのご参加を心からお待ちしております♫
#おうちコンサート #ルイジの伝言 #ベートーヴェン #バガテル #エリーゼのために #ピアノ