わらべうたという日本の文化遺産
「世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ
子供のために深い注意が払われる国はない」
「日本人の子供ほど,行儀がよくて親切な子供はいない。また、日本人の母親ほど、辛抱強く、愛情に富み、子供につくす母親はいない」
「日本ほど子どもの喜ぶ物を売るおもちゃ屋や縁日の多い国はない」
江戸時代末期から明治維新後に日本にやってきた欧米人は
口々にこんな感想を書き残しています。
そんなわたしたちのご先祖さまにとって、音楽とは
演者と聴衆、と別々の側でふれるのではなく
ましてやスタープレイヤーが興行で稼ぐ種類のものでもなく
毎日の暮らし、遊び、祭事の折々に
皆で奏で、歌い、祈り、楽しむためのものでした。
音楽は、天才作曲家や巨匠級の演奏者によって
“つくりあげる”ことを必要としないほど、自然に
人々の営みに寄り添いながら、そこに“ある”ものでした。
わらべうたにも、日本人と音楽の関わりの
そんな名残りが感じられます。
胸にもやもやしたものがあっても
みんなで歌うと気持ちが晴れたり
みんなで“共有できる”感覚がわかって安心します。
わらべうたからは、豊かなる方言や当時の慣習、
辛いことをユーモアで蹴散らしてしまうたくましさも
感じられます。
子どもたちは、わらべうたに一度ふれると
大好きになります😊
わたしたちの遺伝子には、
わらべうたの日本語に添った素朴な旋律やリズムや
当時にタイムスリップできる楽しい歌詞を
感性で楽しむ“才”が、組み込まれているのかも。。
昨日の子どもたちとの“おんがくワーク”では
長崎のわらべうた「でんでらりゅうば」などを
歌って、遊びました😊
子どもたちは、すぐ覚えちゃいます。
そして、とてもいい表情で歌います。
子どもたちもわらべうたも、日本のたから。
心底そう、思います。
、、
おうちコンサート 〜ルイジの伝言〜vol.2ベートーヴェンのささやき まで、あと一週間となりました。
まだお席ございます。
美しい季節を迎えた川崎町に、ぜひお出かけください🌿
おんがくワークへのご参加も、お待ちしております♫
(開催不定期。お問い合わせください。参加費500円)
#川崎町だより #杜音 #音楽ワーク #わらべうた #でんでらりゅうば #おうちコンサート #ベートーヴェン #ルイジの伝言