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香りの力を借りる #しあわせ自家発電力をつける習慣
中学2年の時、初めてアロマオイルを買ってもらった。まだ今ほどアロマオイルがメジャーではなかった30数年前。LOFTで数千円の「ジュニパー」5ミリ瓶をひとつ。
それから30数年、百種以上のアロマオイルの力を借りて来た。
思春期の喜怒哀楽を調整し、自らを落ち着かせたり、ご機嫌にしたり
大人になってからは、仕事や人間関係のストレス、PMSはじめ自らの心身の不調を癒してきた。
時には、友人や先輩など周りの人の状況に合うアロマを見立てたり、贈ったりもした。
母になってからは、小さな子ども達の癇癪や体調不良に、中学受験のストレスケアや思春期のメンタルケアにフル稼働。
子どもや家族に効果があることで、自らのストレスも激減し、共に使うことで癒されたり。
香りの力は、本当に不思議だ。
一瞬で気分が変わる。
気分が変われば体調も変わる。
気分や体調が変われば行動も変わる。
母が入院した時に
毎日アロマオイルを使って足のマッサージをした。
病院なのでブルータンジーメインで香り弱め調合のオイルを使っていたが、部屋に来る看護師さん達が皆「あ〜この部屋に来るといい香りがして癒される〜長居したくなる」と口々に言ってくれる、と母も嬉しそうだった。
香りが複数の人の感情を動かして、気持ちよい場を作るのを目の当たりにした。
匂いを処理する脳の嗅覚野が、記憶に関する海馬や感情に関わる扁桃体などに繋がり、匂いが記憶や感情、行動による反応を引き起こす仕組みは近年随分と研究が進んで来た。
やる気を出したい時も、やる気をなくしてリラックスしたい時も香りの力を借りて自分のありたい状態を作る。
忘れっぽい性格で、火の扱いに自信がないので「お香」は早々に諦めたけれど、アロマオイルだけでなくお香もいいし、生花の香りもいい。
自分をありたい状態にする香りを知っていれば百人力。
自分の力だけで何とかしようと思わないのも
しあわせ自家発電力をつける習慣。
香りの力を借りる習慣。