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「OKわたしは完璧」ちゃんと「明日はがんばろう」ちゃん
勉強や部活、人間関係などが上手くいかない。
そんな日に長女(高2)は「あぁ、今日はダメだった。よし、明日は頑張ろう」と言って布団に入り寝付きが悪くて、途中で起きたりする。
実際は、結構頑張ってるのに理想が高いと大変そうね、と母は横から見ている。
同じに上手くいかない日に
次女(中1)は「あぁ〜まぁいっか、OK OK、私は天才だから」と言ってさっさと眠る。健やかに。
悪い点のテストも友達とのいざこざも、次女の自己肯定感を下げない。母はそれを横から感心しながら見ている。
毎日「明日こそ頑張ろう」という長女と
毎日「今日もOK、私は完璧」という次女。
いつも大変そうな人といつも幸せそうな人。
そんな性格と言動は物心ついた時からだ。
同じ腹から出た2人なのだけれど。
不思議。
ちょうど手に取った本に、我が家の姉妹の事が書いてあった。
感じ方や言動の背景のルールとなるメタ無意識のひとつ「自己認識」には2つの型がある、という。
やろうとしていることがうまくできないとき、「自分は何かが足りてないんだ」と思ってしまう「限定的自我」。それに対し「 OK、私は完璧」と思い、不足は新しい目標にしていく「絶対的自我」。
そのまんま、うちの姉妹やないかーい。
この姉妹は、コント「無意識」っていうネタを私に披露する為に現れた漫才コンビなのかっ!
著者は「本当の自分」として世の中に価値をもたらしていく効果的なメタ無意識に切り替えれば良いと説く。
そうね、子どもたちも自分たちも
生きづらかったら生きやすいように
無意識をチューニングしていけばいいんだ。
その手があった。
コントと本のおかげで思い出したわ。