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QR決済は、どの業種にフィットするのか

私たちの組織は、業務上あたりまえではありますが、キャッシュレスが異常に進んでいます。
連休明け、本日のような日は、出かけた先で「ここでLINE Pay使えた」「ここはPayPayが使えた」「ここは現金しか使えなかった」みたいな会話が非常に多い。(出かけた先の感想ではなく、決済手段がどうだったかという話題で終わってしまう笑)

また、最近Twitterで #今日の現金払い というハッシュタグが増えてきており、たまにチェックしています。

特に多いなと感じるのが、飲食店と病院。
その次がタクシーでしょうか。

これらの業種は、本当に現金のみでよいのだろうか?
他に適切な決済手段があるのではないか?
そんな疑問から、各業種にフィットする決済手段をランキング形式で考察してみます。
(あくまで個人的な意見です)

飲食店・病院

1位 クレジットカード
2位 QR決済
3位 現金

<ユーザー側>
これらの業種は、急に行くことになったり、想像以上の高額になったりする場合があるため、後払いができるクレジットカードか、その場でチャージできるQR決済が有利かと思われます。
また、清潔感も求められる業種なので、やはり現金以外の手段がよさそうです。

<店舗側>
薄利な飲食店の場合は、手数料の観点でクレジットカードよりQR決済のほうが有利かもしれません。また、スマホからテーブルオーダー&決済ができるようになると、飲食店のキャッシュレス化は進んでいくのではないでしょうか。

タクシー

1位 交通系ICカード
2位 QR決済
3位 現金

<ユーザー側>
タクシーの降車時はとにかく早く決済を済ませたいニーズが強いのでは。その点、ピッで終わるICカードが有利。QR決済も30秒くらいで済むため、いちいちお釣りを確認したりする現金よりもスムーズといえるのではないでしょうか。

<店舗側>
いまだに決済手数料を運転手さん負担にしているタクシー会社もあるという噂。また、クレジットカードの端末は精度が低いものが多く、立ち上げに時間がかかったり、もたつくケースがほとんど。また現金も、5000円札・1万円札のときのお釣りのやりとり、あるいは事前にお釣りを用意しておく面倒くささがあります。

QRコードが最も向いてる業種:それは、屋台

1位 QR決済
2位 現金
3位 クレジットカード

<ユーザー側>
とにかく清潔感が求められる業種。現金をさわった手で料理を提供されるのは、もし手を洗っていたとしても少し不安ですよね。QR決済はユーザー側で決済した画面を店員に見せるだけなので、その不安から解放されます。
また、イベントの露店など順番待ちをしているときにユーザー側である程度決済の準備をしておけたりするので、無駄な時間を省く効果も期待できます。

<店舗側>
屋台では会計のたびに、料理の手をとめる→手を洗う→会計対応する→手を洗う→料理に戻る という手間が発生します。その点、決済した画面をチェックするだけのQR決済は店舗側にもメリットあり。
クレジットカードや交通系ICカードは端末の置き場を要するため、狭い屋台の店舗には不向きだったりします。

以上、思いつくままにざっと書いてみました。
実は屋台以外のどの業種でも、QR決済ってそこそこフィットしたりします。
さらに、QR決済という枠組みを超え、スマホで料理注文とか予約+決済ということができるようになると、本領発揮かなと。

そのあたり、もう少しちゃんと考察した記事がコチラ。


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