南方 尚喜

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社 / スマートシティ本部 本部長 兼 マラソンランナー

南方 尚喜

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社 / スマートシティ本部 本部長 兼 マラソンランナー

マガジン

  • スマートシティ

  • キャッシュレス/スマホ決済

    LINE Fukuokaが推進するSmart City戦略。 その中で今、キャッシュレス/スマホ決済に関するご関心を多くいただいていることから、記事を書き始めました。

  • 深セン視察レポート

    FintechやIoT先進国の中国、特にテンセントのお膝元であり成長著しい深センに視察に行ってまいりました。

  • 福岡マラソン2018 チャレンジチーム(LINE)

最近の記事

スマートシティ本部への応募を検討されている方へ

LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社スマートシティ本部は、現在新卒採用を行なっております。中途採用については現在のところ未定です。 応募を検討されている皆さんにメッセージがあります。 本部長(南方)からのメッセージ 地域や街に関わる仕事に興味がある方へ 社会の課題がより複雑化・深刻化する中で、自分が生まれ育った街や愛着がある街に対して課題解決をする仕事がしたいと考える人が増えているように感じます。 そのような仕事をする場合の選択肢としては、公務員、不動産やインフラ

    • スマートシティ本部のビジョンと戦略

      弊社で働くことを検討してくださっている方たち向けに、LINEヤフーコミュニケーションズのスマートシティ本部の詳しい情報を書きまとめています。 この記事が第2話。第1話の「働くメリット編」も是非ご覧ください。 また、この第2話は私たちから見た現在のスマートシティ業界についての考察、その中で私たちはどのようなポジションを築いていくかの戦略についても触れます。スマートシティやまちづくりに関わる皆さんにも読んでいただき、ご意見などいただけますと幸いです。 業界の現状と課題急速な成

      • LINEヤフーコミュニケーションズのスマートシティ本部で働くメリット

        LINEヤフーコミュニケーションズ スマートシティ本部は他の会社と何が違うのか。スマートシティ本部で働くことはどんな意味を持つのか。応募者の方々が感じる疑問にお答えさせていただきます。 スマートシティ本部の特長LINEヤフーコミュニケーションズは、全1871名(2023年10月時点)のLINEヤフー関連サービスの運営・企画等を担う会社です。その中で、スマートシティ本部は全15名(2024年4月時点)でLINEヤフー関連サービスを活用したまちづくりの企画や新規事業を担当す

        • 福岡市が日本随一の国際都市になる?! 5つの理由

          天神や博多の再開発が進むなど、街の景色が目まぐるしく変化している福岡市。その多くが2025年から2030年頃に完成する予定ですが、単に建物が建て替わるだけの話ではないと思っています。 タイトルにもある通り、日本随一の国際都市へと生まれ変わる変化が、着々と進んでいます。それを5つご紹介します。 (1) 空港の進化端的に言うと、2024年〜2025年頃に第二滑走路ができて、国際線の発着が増加することが見込まれています。それによって外国人の観光客やビジネス層が増えます。 上図は

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        • スマートシティ
          6本
        • キャッシュレス/スマホ決済
          8本
        • 深セン視察レポート
          4本
        • 福岡マラソン2018 チャレンジチーム(LINE)
          8本

        記事

          Smart Cityのプロジェクトマネージャーを募集するので、仕事の魅力をお伝えします。

          LINE Fukuoka株式会社 DX・Smart Cityセンター は、約3年ぶりにプロジェクトマネージャーを採用することにしました。 概要 LINEのあらゆるサービスを活用し、また、Zホールディングスやソフトバンクなどグループ会社と連携し、福岡の暮らしをもっと便利にもっと豊かにするためのプロジェクトを多く推進しています。15人ほどの少数精鋭組織で年間30前後のプロジェクトを進めており、そのプロジェクトを企画し実行していただく方を募集しています。 LINE Fukuo

          Smart Cityのプロジェクトマネージャーを募集するので、仕事の魅力をお伝えします。

          スマートシティのPRプランナーを募集するので、仕事の魅力をお伝えします。

          LINE Fukuoka株式会社 DX・Smart Cityセンター Smart City戦略室は、約2年ぶりに新しい仲間を採用することにしました。(※Marketing Communication室との兼務になると思います) 現在、世界中でスマートシティが勃興しており、2030年には3000兆円ほどの市場規模になるという予測もされています。日本国内も同じく、色んな自治体や企業がスマートシティのプロジェクトを始めています。 私たちLINE Fukuokaが取り組むスマート

          スマートシティのPRプランナーを募集するので、仕事の魅力をお伝えします。

          福岡の街が2022年からどう変わっていくのかを簡単に解説します

          福岡市に暮らす者として、福岡市で働く者として、2022年からこの街に起こる変化がとても楽しみです。もちろんこれまでも福岡の街は成長し続けてきましたが、今後はその成長の傾きがさらに上昇すると思っています。 そもそも、ほんの百年ちょっと前まで九州の中心は熊本市であり、その後北九州市が急成長。福岡市が九州最大の都市になったのはつい最近のこと。 それが今や、人口は「市」でいうと全国5位、住みたい街ランキングみたいな様々な調査でも常に上位に入る街に成長。 「なぜなのか?」は様々な

          福岡の街が2022年からどう変わっていくのかを簡単に解説します

          社会に対してLINE SMART CITYとして何ができるかを重視した2021年

          あっという間だった2021年。でも振り返ってみるとほんと色んなことがありました。特に仕事に関しては、いつも以上に胆力が求められた一年でした。 そんな我々LINE Fukuoka株式会社 Smart City戦略室は設立から3年を迎え、これまでと違うステージに歩を進めた感じがします。 まず、組閣が変わりました。 これまで社内ベンチャー的な位置づけでコーポレート部門に属していましたが、正式な一事業としてDX・Smart Cityセンターという部門が新設され、その下にSmart

          社会に対してLINE SMART CITYとして何ができるかを重視した2021年

          FUKUOKA SMART CITY AWARD、締切間近!手前味噌ながらオススメしたい理由

          福岡の大きな企業が集まり、福岡の街の課題を解決するための活動を行なっている、Fukuioka Smart City Community (以下FSC) という団体があります。 この度そのFSCが、大学生の皆さん向けの催しとして「FUKUOKA SMART CITY AWARD」を企画しました。 Awardの概要など詳しい説明はこのnoteでは書きません。上記のサイトにてご確認ください。 ここで書きたいのは、Award企画者の一人であり、審査員でもある僕から見たこの催しのオ

          FUKUOKA SMART CITY AWARD、締切間近!手前味噌ながらオススメしたい理由

          DXについて今の考えをまとめてみました

          2018年から福岡市を舞台に、LINEによるスマートシティを推進してきました。LINEがあれば、行政や交通など暮らしに関する様々な情報をユーザーニーズに沿ってお届けできたり、面倒な手続きがちょっと便利になったり。 最たるものは福岡市LINE公式アカウントで、友だち数は178万人で全国自治体No.1です。それから、福岡市民は粗大ごみを捨てる人の3割以上がLINEから申請し、めっちゃ便利だという声をたくさんいただいてます。 そのような活動を「Smart City戦略室」として

          DXについて今の考えをまとめてみました

          現地現物

          新たにチャレンジしようと思っているプロジェクト。 今日はそこに向けて、現地現物を体感する日とした。 資料などから把握する二次情報と、 自分の目で見て肌で感じる一次情報は、大きな差がある。 今日は、改めてそれを実感した一日だった。

          誰をバスに乗せるか

          多くのビジネスパーソンが共感した、ビジョナー・カンパニーに書かれている言葉である。 組織の命運を握るのは「バスでどこに向かうか」以上に、「誰をバスに乗せるか」である。 社会の変化が激しい中で、向かうべき場所は決して不変ではない。だからケースに応じて適切な人が適切な席に座り、不適切な人はバスから降りることが必要だ。 今の組織はゼロからつくっており、ほとんどのメンバーの面接を僕が担当した。 組織立ち上げ当初、いや、現在に至っても、向かうべき場所は常に不安定で、やはり「誰をバスに

          誰をバスに乗せるか

          組織の戦略や目標>個人の思い という社会通念に対して

          戦略や目標の解像度をどこまで上げるか、という問題は、多くのマネージャーを悩ませている。 時には「そもそも戦略とか目標とかいらないのでは?」と思うこともあるが、あらゆる歴史を紐解いてみても、やっぱり組織で何かを成し遂げるために必要不可欠なようだ。 孫子がいまだにビジネスの教科書として扱われているのが何よりの証拠。 ただ、僕が思うこととしては、 ・戦略や目標の解像度を上げ過ぎるのは無駄 ・解像度上げるのではなく、“士気”を上げることが大事 今週組織のメンバーに、ひたすら「(

          組織の戦略や目標>個人の思い という社会通念に対して

          5月16日。コンビニでもらうアレ

          コンビニでお弁当や惣菜を買ったときに気づいた、些細なことを。 もし自分がコンビニの店員さんだったら、以下それぞれどのカトラリーを渡すか。 (1)ひじき (2)ねばねばサラダ (3)スパゲティ 日本で生まれ育った人の常識からいうと、 (1)箸 (2)箸 (3)フォーク でしょう。 ところが僕の実体験では、 (1)スプーン (2)スプーン (3)箸 を渡された。 それぞれ別の人だが、外国人の店員さんだった。 渡された時は、 「いやいや、和食の惣菜は箸が相場でしょう

          5月16日。コンビニでもらうアレ

          5月14日。企みの真っ只中

          僕がサラリーマンとして大切にしている考え方。 まず、個人の志を起点にすること。 その志と、会社の方針が合理化するよう企むこと。 企みが失敗しても諦めずに挑戦し続けること。 組織の戦略を考えるときも、これを主軸に置いている。 まず、組織としてどうありたいかを考えまくる。 で、今まではLINE社の事業戦略にアジャストしながら企みを具体化していたが、今は経営統合したZホールディングスの事業戦略を意識する必要がある。 つまり集中領域として定められているコマース、ローカルバーテ

          5月14日。企みの真っ只中

          5月13日。ディスカッションの難しさと大切さ

          今日はFukuoka Smart City Communityの月例会がオンラインで開催された。 業種も社風も異なる10社がディスカッションをする、というだけでも難易度が高い。 さらに、このCommunityはコロナ禍でほぼ会わないまま発足したし、春の人事異動で担当が変わったりで、相互理解の難しさもある。 決してネガティブなことを言いたいわけではなく、そのような多様性だからこそ生まれるアイデアや、新たな発見があったりするから面白い。 人も、会社も、みんなちがってみんないい

          5月13日。ディスカッションの難しさと大切さ