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東京都の甲州街道を歩く《三日目》【下高井戸・国領・布田・石原】

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今回は高井戸のあたりから京王線沿いに歩いて国領を過ぎたあたりまで行きました。
アレ、そう思うと意外と京王線というのは、甲州街道を沿っているんですねえ…
そういえば、街道沿いの街が、最初は中央線が通るのを嫌がったけれど、後々鉄道の利点を目の当たりにして、それで京王線がなんとかという話を聞いたことがあるような…

KO線からスタート
高井戸宿は、上と下の2宿で別れていて、分担しあっていたとか。

閑静な住宅街を進む。世田谷ですね。

梅の花がきれいです。梅だよね??

20号線ではなく、旧甲州街道沿いに移ると、このようにお地蔵様が安置されていたりもする。
いやはや、大災害時には甲州街道は都心からの徒歩避難路になりますから、あながち現代でも間違ってはいない。

なぜ木曽路…

仙川一里塚跡
昔はここに丘みたいなものがあったんでしょうけれど、今はなし。とはいえ、このような石碑があるだけでも、有難い事なのかもしれません。

それから滝坂という坂があるのですが、これは雨が降るとぬかるんで、どうしようもなくなった坂だということです。
恐ろしい。

さてさて国領に来ましたよ!
私の足はそれなりに疲弊しております。
ベンチがなかったから、どうしようもない。

さて布多天満宮という古寺に至る。
これは延喜式に載っているという極めて古い古寺。延喜式級ですよ。
そういえば、調布は調とか、つまり布に由来する地名だそうですね。

いやはや、立派ですね。

御利益のある牛。

下石原へやって来ました。
先程の国領・布田も併せて、このあたりの村々でまとめて一宿となっていて、布田五宿と言われていたそうです。

昔の人は、これから先の府中宿まで足をのばしていたそうですが、現代人の私にはこのあたりにしておきましょう。
それをするためには、幾分かの体力と、朝っぱらから行動を開始する気力が必要となる。

道のりは長い

このあたりは、かなり住宅街になってしまっていて、意外と(この先にくらべると)見どころが少ない…かもしれない。

引き続いて頑張っていきましょう。

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