本当に正しく知ってますか?骨折
今日は皆さんご存知の内容を改めてやろうと思います。
テーマは「骨折」です。中にはご自身が経験したことやご家族やご友人がなったこともあると思います。骨折にもたくさん種類というか分け方があります。
病院に行って先生に骨折ですって言われるときに単に骨折って言われなくて○○骨折といわれることがあるんですよね。そこで概要さえ知っていれば先生の難しい話についていけなくても分かると思うので今日のテーマにしました。
医療従事者の悪い癖で、専門用語を平気で皆さんに使うことがあるんですよね。専門職種同士で話す分にはいいんですけどね。皆さんがふんふんって聞いてくださるからわかってると思ってそのまま話すんですよね、っと本題に入りますね。
ではいつも通り骨折ってそもそも何なのかですよね。 定義「骨折とは骨組織が何らかの外力によってその解剖学的な連続性を断たれた状態。加えられた外力が骨強度を超えたときに骨折は発生する」です。
定義ってのはなぜか難しい言葉使うんですよね。 簡単に言えば、骨が折れることです。
骨にも名前がついているんですよ、二の腕にある骨を上腕骨と言います。 そこが折れれば上腕骨骨折になりますし、太ももの骨が折れると大腿骨骨折って言ったりするんですよ。
そんなに難しくもなくどこの骨が折れたかってことですね
それで定義であった「外力」って言葉ですけど、この言葉は別に専門用語でもなく普通に文字通り受け取ってください、外からの力ですね。この外力の受け方で骨折も種類分けれるんです
直達外力と介達外力の二つで、直達は外力を受けた場所ですね。例えばこけてさっきでて二の腕の骨、上腕骨を打ってその上腕骨が折れる状況を直達外力によって折れたことになります。 介達外力はこけて尻餅をついたときに尻餅ついた骨ではなく背骨が折れたりすることですね。
ここで何を伝えたいかというと直達のほうはイメージしやすいと思うんですが、打ったところ以外も骨が折れる可能性あるんですよってのを知ってほしいんですよね。こけたときに手をついて肘のあたりを骨折することもざらにあるので違和感があるときはすぐに病院に行くのがいいです!
次に原因なんですけど、皆さん想像されるのはやっぱり外力による骨折ですよね。こけたり打ったりしてなるみたいな
それを僕らは外傷性骨折っていうんですよね。ほかにも実はありまして、骨粗鬆症って聞いたことありませんか?詳しくは割愛させてもらいますけど骨がもろくなるあの病気です、その骨粗鬆症など何かの病気で普段骨折しないような力で骨が折れることを病的骨折といいます。
そして最後に、健康な骨でも同じところに繰り返して外力が加わって折れるのを、疲労骨折といいます。主にはスポーツとかで折れますね。
こうやって改めて分けるとへぇーって感じしますよね。
最初に挙げた外傷性骨折なんですけどね、皮膚の外に骨が出るかどうかでも変わるんですよ。
皮膚の中から出ずに骨折したのを閉鎖骨折とか皮下骨折・単純骨折とかといいます、その他に皮膚の外に骨が出てるような骨折を開放骨折・複雑骨折っていうんです。もうここは名前の紹介ですね。あんまり意味はないんですけど、実はこんな呼び方があるんだな~ぐらいに思っててくださいね
そして最後に外力の方向によっても名前が違うんですよ。
屈曲骨折;屈曲方向の外力
圧迫骨折;圧迫力
剪断骨折;剪断力
捻転骨折;捻転力
裂離骨折;筋の収縮によって骨がはがれる
陥没骨折;外力で骨が陥没する
屈曲というのは専門用語で曲げることですね。逆に伸ばすのを伸展といいます。全部説明すると時間がかかりそうなので一番耳にして結局よくわからないのを一つ上げるなら裂離骨折とかですかね、そもそも骨には筋肉がついてます。その筋肉が伸び縮して動くんですけどね、その筋肉の力が強すぎてくっついている骨のところがはがれることを裂離骨折というんですよ
これもへぇーって感じですよね、一口に骨折といっても意外と種類あって意外と普通に使ってる言葉があったと思います。実はこんな違いがあったということで今日はここまでで!
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