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信頼される上司になるために

あなたにとって、理想の上司とはどんな人でしょうか?
優しくも厳しい人、よく気にかけてくれる人、仕事ができる人、自分のために何かをしてくれる人。
そんな人を思い浮かべることでしょう。

では、部下ができたときに、あなたは、そのように思われるようにふるまえているでしょうか?


信頼されるために気を付けていること

きちんとコミュニケーションをとって、相手を思いやりましょう!

で終わったら身もふたもないので、自分なりに気を付けていることをお伝えします。

なお、筆者はコミュ障です。
どの程度コミュ障かというと、誰かと一緒に遊ぶということを5年以上はやっていないくらいにはコミュ障です。

言っていることが確かであること

話していること、考えていること、判断することの基準が、変わらず合理的であることが大事です。
気分で判断するのではなく、
原則はこう、ただしこういう場合は状況により判断するのでこう、
というように、決まった考え方や判断の仕方を持っていることが大事です。

それを繰り返すことで、この人はこういう判断をしていて、それは公平公正なので、信頼できる、
という意識を持ってもらうことができます。

思いやりがあること

相手に、「気を使ってもらっている」と分かるような思いやりを見せることも大事です。

それは必ずしも言葉である必要はありません。

決裁をきちんと見て、気になったところを確認する、ということでも、
それが繰り返されれば、信頼につながります。

また、それを言葉にして伝えるのも大切ですが、
それはコミュ障でなくても恥ずかしいものです。

そんなときのために、私はお菓子を常備しておいて、
ありがとうや、がんばってという意味を込めて、ときどき渡しています。
そうすることで、気を使ってもらっている、ということを相手に認識してもらうように努めています。

相手の立場に立って考えること

部下はだいたい年下です。
今まで自分が経験してきたことより少ないことしか経験していません。

また、育ってきた環境も違いますので、
自分が当たり前に思っていることでも、相手にとっては当たり前でないかもしれません。

自分にとって当たり前だけど、もしかしたら相手は知らないのかもしれない。
自分は知らないけど、もしかしたら今時は一般的なことかもしれない。

そう思って接することが大切です。

信頼ポイント

私はこの信頼度を得るための動作を信頼ポイントと呼んでいます。

信頼ポイントは、こつこつ、小さいことの繰り返しで、少しずつためることができます。
一方で、マイナスは一気に減ってしまうことが多いです。
しかも、マイナスになったら利息がついて雪だるま式に増えていきます。

そのため、できるだけプラスの範囲内になるように心がけましょう。

そしてそれは、いざという時に使うためのものです。

もし、意見が食い違ってしまったとき。
もし、何か頼みごとをしないといけなくなったとき。
もし、無茶を聞いてもらわないといけなくなったとき。

そういうときに、あくまで心理的なイメージとして、
積み重ねてきた信頼ポイントを使って、お願いして言うことを聞いてもらえるように、日々の信頼ポイント取得を心がけています。

それでは良いワーキングライフを。

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