【同窓会カースト】終わったランクをいまだに引きずる1.5軍だった女達②2軍の下克上が始まった

続きを書いていこうと思います！
お付き合い、お願いいたします。

こうして自分の位置を2軍と認めつつ、中学生活を送っていました。
自分で認めていたのでKちゃんと卒業後に連絡を取り合う事もなく
日々を過ごしていた頃、ある私鉄の駅でその電車に乗っているＫちゃんを見かけました。
(今はもう始発ではなくなったのですが当時はそこが始発でした。)
Ｋちゃんは大学生、私は短大生の時代だったはずです。
Ｋちゃんはきれいめな女の子と一緒にいました。

その頃はもう中学時代の片想いを引きずっている私ではありませんでしたが
しばらくはその事を考えていました。
その時の状況、今でも思い出せます。
なんで、そんなに小さな事をずっと覚えていられるんでしょうね。
自分でも本当に不思議です。
その代わりに大切な事はいくつも見落とし、人生において大きな決断の部分で失敗をしてきているんだろうな、と感じます。

そこから20年ちょっと過ぎた時に中学の同窓会をするよ！連絡がありました。
インスタグラムでは繋がりにくいけれども、なんだかんだあっても
Facebookだと繋がりが見つかるものなんですね。
良かったのか悪かったのかはわかりませんがFacebookをしていたお陰で
私にも同窓会の連絡が届きました。

結婚はしたけれどバツイチで子供はいない、彼氏はいたとしても
時間は自由に使えます。
大した事は出来ないとわかりつつ、幹事のひとりに手を挙げました。

Kちゃんは同窓会をしよう！と言った1軍、1.5軍の人達と繋がりがあったようで
同窓会の話をきっかけにFacebookを始めたようでした。
今までは探してもいなかったのですが、同窓会をすると聞いて心躍り、
KちゃんをFacebookで探しました。
Kちゃんは見つかり、【奇面組を貸していた…】というメッセージを送ってみました。

Kちゃんからの返事はすぐに来ました。
Facebookを始めた理由もその時に聞きました。
浮かれました。
同窓会なんちゃらですよね。

私がKちゃんの事を好きだったのは当時からわかっていた事だったけれど、
なんとなくふたりとも浮かれた雰囲気のやり取りは続きました。

そんな時、いきなりＫちゃんがFacebookから消えました。
え？なんで？私とのやり取りが嫌になってブロックされたのかな…
避けられる理由をいくつも考えました。

同窓会は近づいてきます。
元々の幹事達の集まりに、幹事には手を挙げなかった人達も集い
一緒に打ち合わせをした後に飲む機会が何度かありました。
その時に中学時代にはあまり話さなかった1軍～1.5軍の男子に言われました。
【Kちゃん、Facebookやめたの知ってる？】
え？やめたの？
【知らなかったんだね。Kちゃん、N(私)とやり取りをしているのを
奥さんに見つかってやめさせられたんだよ。】
えーーーーーーー！！！！！
知らんがな(笑)

やり取りの内容はＫちゃんが
転勤をして県外に住んでいるから、仕事が終わってから向かうと
少し遅れるかな、とか奇面組の話とか(笑)、
2年生の時の担任の先生がいたから頑張れたから〇〇先生来るかなとか
そんな健全な内容ばかりで。

中学生当時の事もわからない、今、この集まりでKちゃんの仲間だった1軍～1.5軍の男子達に
じろじろ見られながらこうした事を言われるのが、私のせいになっているのか
私には本当にわかりませんでした。

幹事仲間の女子達はしゃべりのうまさで1.5軍にいた女子(可愛くない)はいたものの、
1軍～1.5軍女子の姿はなく、2軍女子で形成されていました。
なので、私は少し気持ちをラクにして幹事の集まりに参加していた為、
Ｋちゃんが私とのやり取りにより、Facebookをやめたという急な話に驚くばかりでした。

2軍仲間の女子に相談したところ、Nちゃん(私)のせいじゃなくて
Kちゃんの家庭の事情なんじゃない？と言われ。
実際、それが間違いではなかった事が同窓会後にわかりました。

そして私の知らない連絡網でKちゃんと私のやり取り関連の話は
1.5軍女子の中に伝えられていた事は2軍女子はその時、誰も知りませんでした…

ここで2軍女子の成長ぶりを伝えておこうと思います。
当時は地味だとか、目立つ可愛らしさがない等の理由で1.5軍に入れなかった2軍の私達ですが
伸びしろとしては1.5軍女子達よりもいろんな経験をして、人生とともに
磨きをかけて生きてきたようです。
同じ2軍だったけれど、
【年齢を重ねてきれいになったな、〇〇ちゃん✨】と思う女子が何人もいました。
それは同じ2軍の私としても誇らしく嬉しい事でした。

2軍女子の下克上の始まりですよ！！

(ドラマに影響され過ぎ 笑)

今回も長くなってきたのでここで一旦、終えたいと思います。
お付き合いを頂き、ありがとうございます。

また頑張って続き書きますのでよろしくお願いいたします。