DL2 - Side Story (Ver.1.52)

～それぞれの旅立ち・前夜～

エヴァの場合。

みんなとの冒険を終えて、長老様の家に辿り着けた時には、
もうほとんど放心状態だったんだ。

みんな、タフだなぁ。
あんなに はしゃげるものなんだぁ。
ぼんやりそんなふうに思っていたんだ。

みんなと一緒に居るのは楽しい。それは嘘じゃない。
けど、戸惑いがちになるのも本当。

翌朝。
教会でのお祈りのあと、神父様やシスターへの報告を済ませ、
旅の無事をお祈りして頂いた。

家への帰り道。
私の信仰は何のためか自問自答した。
「……困っている人々、みんなを助ける。
そうしていずれは、古代の聖遺物奪還を……。」

久しぶりにドキドキした。
デーモンを見るときとは違うの。（終）