焼き菓子屋開業計画 最終回
2020年1月29日からnoteにて
焼き菓子屋を開業するために行動してきた
日々のつぶやきのような記事を掲載してまいりました。
すべてが手探り、正解もわからないまま
目の前にある、今自分にできる精一杯を
こなしてきましたが
気が付いたら
焼き菓子屋開業していました
2021年10月13日
グルテンフリーのお菓子屋 粉粉-konakona
の実店舗で、
自分が作ったお菓子を
自分のお店で
お客様と楽しくコミュニケーションとりながら
販売していました。
noteを始めたときの
ローリスクでちょっとだけ
庭に小屋を建てる程度の
と思っていたのよりも
規模が大きくなってしまいました。
マンション住まい
土地も戸建ての実家もない自分が
土地価格の高い地元でどうやったら
菓子製造許可のキッチンと販路を
こじんまりと獲得できないか
そう思って始めたことでしたが、
どれだけあがいても
結局のところ
「菓子製造許可」のキッチン
を手に入れるには
払えるレベルの家賃のテナントを
見つけることでかなえられた
という答えにたどり着きました。
「払えるレベルの家賃」
これがいくらなのかを
はじき出すには、
また、そのために
どれだけの品数を売らないと
成り立たないのか、
こういう具体的な数字は
イベントで実際に販売してみる
ということが必要不可欠でした
また、イベント販売をすることで
開業前から自分の焼くお菓子を
気に入ってくださるお客様と
出会うことができました。
シェアキッチンをお借りして
都度、道具や材料を運んで
イベント会場にも運んで
と楽しいけれど、やはり大変な作業
道具も材料も忘れてきた!という
トラブルも多く、
作業中のトラブルでの急な変更も
融通がきかないという事に
想像以上に疲れてしまい
文句をいってはダメと思いながらも
愚痴も言いたくなることが
沢山(笑)ありましたが
この積み重ねが
一番の近道だと思いながらも
やっぱり文句を言ったりしていました。
でも、やっぱり振り返ってみれば
そのすべての経験が
今の自分につながってきたんだと
実感を持っていう事が出来ます。
自分と同じような思いの方に
私の悪あがきのような時間のつぶやきが
少しはお役にたてばうれしいです
何度もnoteに書いている
小山宙太さん作
宇宙兄弟から
ブライアン・J宇宙飛行士の
夢を叶えるための勇気をくれる言葉
人は、例えば宇宙飛行士になりたいなんて
途方もない夢を見たとき、その扉の大きさに
開けることをあきらめてしまう
でも、本当はそんなバカでかい扉はない
小さな扉がたくさんあるだけなんだ
賞賛のドアだったり成功のドアだったり、
「意地でも次のドアに手をのばし続けることだ」
私もこの言葉をトイレの扉に貼って
今、自分に開けられるドアを開け続けてきました
これからもこの言葉を胸に
沢山の人と自分の焼いたお菓子を通じて
楽しい時間を共有し、楽しい、嬉しいの
ドミノ倒しの一部でありつづけたいなと思います。
ひとまず「焼き菓子屋開業計画」
焼き菓子屋になりたい私のつぶやき
はこれで終わりにしたいと思います。
読んでくださったかた
💛をつけてくださったかた
コメントくださったかた
本当にありがとうございます。
皆様がどんどん目の前のドアを開けて
素敵な目的地に到達できますことを
いつもお祈りしています。
粉粉-konakona
店主 なかじまかおり
大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。