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好きなことを一生の仕事に

noteにちょこちょこ書き進めている、焼き菓子屋さんを開業したい計画。一個前の記事が1月31日までの進捗状況報告でした。

ざっくりまとめると、10月に何となく覚悟もないまま「お菓子屋さんになりたい(頭お花畑)」と動き始め、以来、具体的に進んだことは、1.名古屋産業振興公社主催のドリナビ18期生の募集に応募。2.無事面接にとおり18期生になれた。3.実家の元台所をもう一度キッチンに戻して、そこを製造許可付きキッチンにしたいと相談し、条件付きでOKもらった。4.1月23日保健所に事前相談にいった。5.1月29日起業塾の1回目が終わった。6.条件付きのため改築計画がペンディングだったおかげで、じっくり考える時間ができ、保健所での相談で見えてきた問題点も考えるうち、実家の改築場所は庭に面した客間にすることが一番やりたいことに近いと気づいた。7.だから今度はその相談、お願いにいきます。

とここまででした。

その後の進み具合を時系列に

2月2日

友達に頼まれたスコーンをお渡し。前日からのスコーンの仕込みと同時進行でクッキー生地も仕込んであって、やはり2日に久しぶりに会う友人にプレゼント、同日職場の仲間のサプライズ結婚祝いでもプレゼント。おかげで久しぶりにお菓子作りに没頭。3日には翌日の起業塾の集まり用のお菓子を仕込む。としばらく落ち着いてやれなかったお菓子作りについ熱中。グラノーラを久しぶりに作りたくなり、さらにバーにもしたくて、マシュマロなしで固めることに苦戦。パラパラのグラノーラと格闘。そんなことしてる場合かな?と思いながら。

2月5日

起業塾の同期、卒業生の集う情報交換会、通称「起業カフェ」今回は3つほど前の期の卒業生で、現在飲食店を起業した方のお話。事前にこの起業カフェでどんな話が聞きたいかという調査があり、自宅で小さな焼き菓子のお店を開いている人の話がいるならば聞きたいと希望を出しておりました。おそらく飲食関係の方なので私の希望として来ていただけたんだろうなと感じました。ありがたいことです。かなりつっこんだお話まで聞くことができました。そこで試食のようにあれこれ持って行ったお菓子を皆さんに召し上がっていただき、「おいしい!」の言葉やものすごくうれしいお褒めの言葉をたくさんいただいて、開業なんて大それたこと・・・と相変わらず怖がっている心に暖かい灯りのようなものがやどったような気持ちになりました。余った分をお話しいただいた方にお渡ししたら、翌朝ご家族と召し上がられ、おいしいと娘たちも喜んでいた、これだけ作れるならきっと競合とも渡り合っていけるという身に余るほどのメッセージをいただいて、起業しようと思い立って以来、初めて少しうれし泣きしました。そしてすごい勇気をもらいました。いろんな所で作ったお菓子をおいしいと言ってもらい嬉しいと感じることが、オブラートの薄さですが少しずつ積もって怖い、無理という気持ちを包み込んで、勇気や覚悟が分厚くなっていくような気持ちです。

2月6日

パート先にて、以前から起業塾に通うと伝えていたので前日の様子など話題になり、やはり以前「またいろいろ教えていただきたい」とお願いしていたものの、何をどう質問していいのかわからずそのままだったのに、オーナーさん自ずから創業前のご自身の貴重な資料を貸し出してくださいました。前日の勢いもあり、何よりオーナーさんの熱い応援の思い、創業前の思いの詰まった資料をみて、とうとう大きな力に押されるように実家の父に相談したいと連絡ができました。(なんでそんなにぐずぐずしてしまったか、といえばペンディング解除の条件が、ツレウツが定職にもどったらというもので、まだ戻ってないのと、ツレの現状をあれこれ心配して何か言われるのが嫌だったから)そして、いつでもよいというので、あまり間を空けていろいろ想像されたくなかったし、自分の勢いがあるうちにと翌日相談のはこびとなりました。

2月7日

本日の課題:客間を改築したい相談及び図面を借りる。その流れはこんなふう。パート先で実家の好物のクロワッサンなど大量に買い込み、自分の焼いたスコーンも持って実家へ。かねてから考えていた順番で、まずは実家に夫のことで心配をかけている旨のお詫びをしたところから、話はまずツレの鬱について。詳しい状況を語りたいけど昔気質の両親にどこまで理解してもらえるか。下手するとますます心配かけるのではないかと、情報を小出しにしたものの、逆に心配に拍車をかけていることに気づき、あらいざらい。それでも親の納得する着地点の予測と自分の希望の折り合いがつくソフトランディングの話などでようやく聞く耳を持ってもらえました。いろいろツレウツが絡んでややこしいのですが、要はツレが働かないで私の焼き菓子屋をあてにしているんじゃないのかという想像をして怒り心頭になりかけていたのでした。それとこれとは別。というところからやっと本来の目的のお話に。そしてやはり改築にどれだけお金がかかるのか、客間を改築したら家の敷地に知らない人がやってくるのかなど、矢継ぎ早に思いつく不安を述べる両親に、まずは本当に借金なしで、やれるかどうか、見積もりが取りたい旨を話、見積もりを出すくらいならと、快諾に近い状態で図面も貸してくれました。

ところで、資料の貸し出しやオーナーさんとの会話から、皆さんに当然何かをやるんですね?と聞かれ、相変わらずなんの自信も見込みも、ないままあっさりと、「実家の一部を改築して焼き菓子屋さんがやりたいの(お花畑全開)」と言ってしまいました。これでうまくいかなかったら本当にかっこ悪いけど、たぶんみんな無かったことにしてくれると信じている。

ということで次、いよいよ、見積もりをどこでお願いするのかを考える。です。

大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。