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慶應義塾幼稚舎 試験内容から見る学校分析・試験対策
東京の私立小学校受験の最高峰と言われる慶應義塾幼稚舎。学校説明会では簡単な学校紹介と児童のいない学校内の見学のみ。
どのようなお子様を学校側は求めているのでしょうか。行われている試験内容から分かることはたくさんあります。幼児教室勤務の講師が分析します。
慶應義塾幼稚舎
募集人員 計144人 男子96人 女子48人
考査順 男女別に生年月日順
考査所要時間 約120分
考査内容 行動観察・体操・絵画制作
POINT1 ペーパー試験がない
これは幼稚舎入学試験の大きな特徴です。ペーパー試験がないから入りやすいかというとそうではありません。学校側はペーパー試験を実施しなくてもそのお子様の能力を判断できるということです。具体的には学校側は今現在お子様が持っている能力に加えて、将来的に慶應義塾で主体的に学んで社会のリーダーになることができるかという潜在能力を見ています。試験内容を分析するとそのあたりがよく理解できます。
POINT2 面接試験がない
これも大きな特徴です。ご両親の考えを直接聞かなくとも、お子様を見ればどのようなご家庭なのかが分かるということです。ご両親の考えは、願書にある自由記入欄と福翁自伝を読んでの考えを読めば分かるということでしょう。また、学校側は保護者の考えや育て方というよりもとにかくお子様のポテンシャルを見極めたいということが分かります。
次に、具体的な考査内容から考えていきます。
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