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産後喘息になった私。医者に「喘息は治りません(笑)」と言われたけど、自力で治しましたけど?(1)

二人目を出産直後の年末の寒いパリ。

ここパリの産院では、通常分娩で、産後入院できるのは、2日から3日。

2日で退院するには、乳児の体重が一定量増加していなければならない。

なので、夜中だろうと構わず2時間置きに、看護師が母乳を与えるよう起こしに来た。なるべく、2日で退院させるよう、指示が出ていたのだろう。

「起きろ母乳を」攻撃で体調悪化

母乳を与え、おむつを換え、赤ちゃんを寝かし、うとうとすると、看護師が私を起こしにくる。この繰り返し。

眠らせない拷問を受け続けているようだった(T_T)。

家に帰れば待ち受けているのが、まだ1歳数ヶ月(年子)の上の子の世話。

なので、必死に入院を3日に伸ばしたい私。

ただ、産んだ直後は母乳も出づらいので、母乳オンリーの場合は、なかなか赤ちゃんの体重が増えない( ̄ー ̄)ニヤリ。

結局3日入院し退院したはよいが、季節は極寒のパリ。

産後の疲れと、看護師による「起きろ母乳を」攻撃で、3日間、1時間まとめて寝られなかったこと。

季節も乾燥がひどい冬だったこともあり、そのまま見事体調を崩した私。

構わず、エンドレスで続く、生後間もない赤ちゃんと1歳児の世話。

結局、産後の風邪をこじらせ、半年経った後も夜中に咳き込み寝れない日々が続いた。

「だから、喘息は治せないんです(笑)」

その頃、日本に帰省する機会があり、ようやく、病院にでも行ってみるかという気になった。

地元で有名な呼吸器系のクリニックへ診察に行った。

私「夜中に、咳き込んで1-2時間寝れない日が半年続いています。」

お医者さん「喘息ですね」

私「え?!(*_*)」

私「どうやって治すんですか?」

お医者さん「喘息は治りませんよ」

お医者さん「発作が出た時に使う、ステロイド吸引剤を処方しますね」

私「でもそれって一時しのぎでは、、?」

お医者さん「だから、喘息は治せないんです(笑)」

私「ぐぬぅ。」

私 (じゃあ自分で治すわっ←心の声)

今思えば、ここが私の人体探求の原点でした。

つづく→(2)産後喘息になった私。医者に「喘息は治りません(笑)」と言われたけど、自力で治しましたけど?

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